この記事ではポンが読んで、日々の業務でもノウハウを活用している「はじめての心理学」について語っていきます。
読んでね♪
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「はじめての心理学」とは?
僕たち薬剤師は100%理系出身ですので、数字に強い方が全体で多いイメージがありますが、実際薬局薬剤師で働く中で、必要なスキルとして、話術、コミュニケーション力が必要なのを日々感じます。
もちろんそれに長けた方も多くいますが、苦手な方も多いです。ポンも日々の薬剤師業務をこなしていく中で、何か他の足りないスキルが補えないかと模索していた中、この本に出会いました。
活字とマンガとが組み合わさっているので、活字が苦手な方にもすらすら読める一冊です。また、日常生活のあるあるに置き換えてマンガでわかりやすく教えてくれるので、ところどころ共感することがありました。
ポンはこの本と出会って、読み始めたらスラスラとあっという間に読んでしまいました。
ポンが心を打たれたポイント
この本は、5部構成になっています。
- 日常行動のナゾを解く
- 友達の本音が見えてくる
- 恋愛シーンの心理を読む
- 職場で役立つ心理学
- 自分のココロがよくわかる
わかりやすく、「職場で役立つ心理学」と職場で使える知識も入っています。
が、自分が日常的に無意識に何を感じて行動しているか、友人や、職場の人が何を考えているかなど、他の部からも日常に結びつけて考えさせられるポイントが多くありました。
それでは、各部で、それぞれ心を打たれたポイントを語っていきたいと思います。
日常行動のナゾを解く
おそらく誰もが入りやすい。日常生活で「なんでこんな事してるんだろう」て思う行動心理についてです。
人の記憶力っていうのは意外にあいまいなものであったりとか、嘘を見抜くポイント、お買い物の心理についてなど。
普段なんとなく選ぶものについての理由がわかります。じゃあこれってどのような日常業務に役立つのかなと考えました。
- OTC商品の配置方法のアイデア
- 服薬指導時に、患者さんからの情報の引き出し方
友達の本音が見えてくる
他人とは違う、普段からよくしゃべる人の心理を理解することができる部です。
しゃべっているときになぜ腕組みするのか?なぜ曖昧な言葉を並べることが多いのか?など、普段からよくしゃべっていても、わからない行動をとることはよくありますね。
そんな身近な人の行動の裏付けができます。
- 薬局スタッフとの関係構築
- 上司、部下との情報のやりとり。
- 他職種との会話
恋愛シーンの心理を読む
男女間の考え方の違いや、どういうことをすると恋愛が生まれやすいのか、またなぜダメ男にハマる人がいるのかなど、男女間のあるあるネタみたいなのが書かれています。
その解説をしてくれるので、「へえ~」っと関心する内容もありました。
自分の身近にいた人にもあてあはまるような内容ですので、是非この部はオススメです。
- 患者さんの心をつかみ方
- 投薬に使えるフレーズ
- 男性向け、女性向けの話し方
職場で役立つ心理学
この部はドンピシャで業務について書かれているところです。
和を求める上司、業績を求める上司、どちらに出会っても対応できる方法や、やる気アップアイデア、失敗したときに考えることなど、薬剤師業務のみにポイントを絞ったものではないですが、自分の仕事にあてはまることが数多くあると思います。
自分のココロがよくわかる
自分の思う、悪い自分。思わず自己嫌悪に陥る行動、考え方にはどのような裏付けがあるのかが書かれています。
裏付けを学ぶことで、プラスの考え方ができるようにもっていけるようになります。
また、「幸せになれる考え方とは」、「成功するためには」など、プラスの考え方についても書いてあるので、自分の考え方そのものを見直すきっかけになります。
「はじめての心理学」は日常業務に活用できる内容がいっぱい。まとめ
この本を買う前は、ポンは日常業務に関してはある程度できるようになってきましたが、そこからもう1歩成長するにはどのような事をすればいいか?と悩んでいました。
薬についての勉強は日常的にできても、その根本の考え方については、本を買ってまで学ぶことは少なかったので、ふとこの本を手に取りました。
実際この本で考え方は変わったし、プラスに考えるようにもなりました。
また、ちょっとした心理学の豆知識を学ぶことができたので、服薬指導や普段からの雑談に、より深みが増したような気がします。
お話について、裏付けができるのって、感性でしゃべっていることに理屈が入るので、人に聞いてもらって納得してもらえます。
ではでは♪