今日は仕事の判断に行き詰っている方へ、おすすめの本を紹介していきます。
よんでね♪
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なぜ「ゼロ秒思考」をおすすめするのか
著者の赤羽雄二さんは、1986年にマッキンゼーに入社し、経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業の立ち上げなど多数のプロジェクトをリードされてきました。
この本の中にも、赤羽さんの、マッキンゼーで働く中で感じたことがちりばめられています。
最近のポンは仕事の判断内容で行き詰っていました。自己啓発本をいろいろ読んでいて、この本にたどり着きました。
現在のポンは管理薬剤師のため、店舗マネジメントに日々奮闘しています。
もちろん上司からの指摘もあれば、現場スタッフからの相談もあるため、見事に板挟み状態になってます。
同じ指導薬剤師の方なら気持ちのわかる方も多いのではないでしょうか。
毎日のタスクと、果てしない業務量をどう処理するか。また患者クレームなどの悩み、上司からの指示の悩みなど、頭の中がもやもやすることも多いと思います。
この本にはそのもやもやしたものを解消する方法が書かれていました。
「ゼロ秒思考」を実践するために必要なもの
この本を読んで実践する内容ですが、必要なのは「紙とペン」です。
これさえあれば、日々の悩み事を解消できます。
では、これでどのような事ができるのか、若干ネタバレもありますが、解説していきます。
「ゼロ秒思考」目次
第1章 「考える」ためのヒント
ゼロ秒思考を養うため、なぜメモをとるのか?頭の中のモヤモヤを解消するのにはどういうことをすればいいか?という概要が書かれています。
また「ゼロ秒思考」を養うことでどういうメリットがあるかということがわかります。
第2章 人はゼロ秒で考えられる
「できる人、すぐれた経営者は即断即決」こういう人が多い理由が書かれています。
どうすれば、素晴らしいスピードで情報収集し、意思決定をし、アクションすることができるのかがわかってきます。
第3章 ゼロ秒思考をつくるメモの書き方
ここからは、実際にメモの使い方、取り組み方が書かれています。
実際にこのトレーニングを続けてみて、「日々の習慣がとても大切」ということを改めて実感させられました。
まだトレーニングを始めて間もないですが、これを続けていくことで「ゼロ秒思考」に近づけるのかなと感じます。
最初は文字がすぐに浮かんでこず、書くことに躊躇することも多いですが、慣れてくるとすらすらと文章が書けるようになります。
そして、その日のモヤモヤが晴れていくような気がします。
ポンはどっちかというとデジタル派のため、今までメモ書きはパソコンかスマホに打ち込むようにしてました。
今でもそうですが、このメモ書きのトレーニングだけは、本書に従ってA4の紙に書いていこうと思います。
アイデアが浮かべばすぐに書き込む。忘れないうちに書き込む。
それが大事だからです。
第4章 メモを使いつくす
第3章で伝えられたメモ書きの応用編です。
タイトルの細分化や、掘り下げのやり方が記載されています。
第3章の内容でも十分ですが、メモ書きを仕事につなげるための利用の仕方を学びたい人は、この第4章のメモの使いつくし方が重要になってくると思います。
まだポンはその領域まで行けず、第3章のトレーニングを日々行っていますが、書いたメモ用紙がたまっていけば、第4章のやり方を取り入れることになってくると思います。
また、そのメモからできる「アイデアの書き方、ひらめき方」についても記載されています。早速実践してみようと思う内容ばかりでした。
第5章 メモの整理・活用法
なかなかタイトルが思い浮かばない人のために、タイトル例がびっしりと記載されています。
実際にその中のタイトルに沿って文章を書くだけでも成長するんじゃないかと感じます。また実際にクリアフォルダを使ったメモの分け方、このメモの活用の仕方について記載されています。
「書いたメモは普段見返さない」や「3カ月に1回見直す」「もう3カ月後に見返したら、もう見返すことはない」など、具体的なやり方が書かれていて、やる気を出させてくれます。
なぜ薬剤師におすすめなのか?
この本は、これから管理薬剤師などのマネジメント業務を目指す人、既に管理薬剤師、エリアマネージャーなどの中間管理職の人におすすめします。
日々のタスクが多い
ポンも普段は管理薬剤師としてマネジメント業務をこなしていますが、日々の業務が多すぎて、GoogleKeepを用いてタスク管理をしています。
こういう機能を使うことで今日やるべきことを抜け漏れなく行うことができますが、実際にそれらを行う時に、「ほんとにこれで合っているんだろうか」「満足のいく結果になっているのだろうか」など、自分で自分の仕事を評価できず、モヤモヤした結果でタスクを完了していることも多いと思います。
そういうモヤモヤを見つめなおすためにも、このメモは必要になってくると感じました。
このメモ書きを使うことで、自分の仕事のひっかかっているところ、満足してできているところが明確かされるため、何に自分がひっかかっているのかをはっきりさせることができます。
上司とのやりとりでのモヤモヤの解消
人間関係を構築する上でもこのメモ書きは役に立つと感じます。
例えば、上司に理不尽に怒られたとしましょう。
じゃあそれを「なぜ怒られたのか」「自分に落ち度はあったか」「何が悪かったのか」「そもそも上司が不機嫌だったのではないか」など、モヤモヤしているポイントがはっきりします。また、それでフツフツとこみあげてきた怒りが不思議とおさまってきます
。自分に起きている感情の理由を知ることができるため、自分の感情のコントロールにも役立ちます。
新しいアイデアの構築
日々の書き連ねたメモや、ふと思いついたことを書き留めているため、企画書作成などで必要なアイデアを構築するのにとても役立ちます。
深く考えずにとりあえず書き出してみる。一見単純な動作ですが、やりだすと頭の中の整理ができ、新しいアイデアも書き留められるので効率よく良い仕事ができるでしょう。
いいアイデアを生み出すには、いい習慣を身に着けるべきだと考えさせられました。
最後に
薬剤師業務にはもちろんですが、数種類の仕事をかかえて病んでいる人や、考え事で悩まされている人は、一冊手に取ってもいい本だと思います。自己啓発本はいろいろありますが、業務の効率化を目指すなら、この本を取ってみてはと思いますよ。
ではでは♪