この記事では、
- 薬学部の就職活動はいつから始めればいいの?
- 薬学部の就職活動って楽なんじゃないの?
と思っている人に、リアルな情報をお届けします。
僕も最初の調剤薬局から、今の調剤薬局に転職経験があります。
業務内容に不満があったわけではないですが、家庭の事情や、意識の違いで、やむなく転職することを決意しました。
これから社会に出て働く現場で、楽しく、やりがいのある生活を送るためにも、是非失敗しない就職活動をしていただきたいです。
では、行ってみましょう!!
就職活動はいつからする?
インターンシップは5年の5月頃から開始されます。
そのため、5年生の5月頃から就職活動をスタートさせる方が多いです。
就活スタートはその頃を目安にしておきましょう。
就職活動前の準備とは
企業のエントリー自体は6年生の3月頃から実施されますが、それまでに自己分析、インターンシップ、エントリーシートの記載など、本格的な就職活動に入るまでの準備を済ませておきましょう。
「じゃあ就活前にどのような事をするの?」
自己分析
就活を始める前に、まず自己分析を行うのをオススメします。
普段僕は、実務実習生として勉強しにくる学生とお話する機会が多いのですが、自己分析なしに、なんとなく大手企業だから、採用担当の方がいい人だったから、年収がイイから。
という判断で決めてしまう学生の人たちをたくさん見てきました。
実際それで上手くいく方もいますが・・・
就職へのミスマッチを防ぐためにも、自分がどういった企業、どういう働き方に向いているのか、どういう働き方をしたいのかを自己分析をしてあぶり出してみましょう。
インターンシップ
インターンシップとは、薬学生が就業体験ができる貴重な機会です。
できれば複数の会社のインターンシップに申し込んで病院や企業、薬局など、現場体験することで就職後に「こんなはずじゃなかった・・」と後悔しないようにしましょう。
しかし、病院、薬局志望の方なら絶対にインターンシップに行かないといけない!!てことはありません。
仕事内容としてはある程度同職種なら把握できます。
企業の肌感を感じたいならインターンシップはありだと思いますが、何より実務実習を優先すべきです。
業界研究
今の薬局業界がどのような歩みをしているか知っていますか?
電子処方箋、リフィル処方箋、コロナ対応、などなど・・・
診療報酬改定も2年に1回あるため、
薬学の業界は目まぐるしく変わっていきます。
僕も新卒の頃と比べて大きく業界が変わってきました。
今はどのような事がこの業界で大事なのかを知っておくことで、自分がどのような業種で力を発揮できるのか・・。
自己分析したデータと照らし合わせて考えてみましょう。
最近ではSNSで業界の事を発信している方もたくさんいます。
間違った情報も混ざっているかもしれませんが、なんとなく情報を拾うなら気になったインフルエンサー複数人の情報を眺めるだけでも大雑把に把握することができますね。
薬学生の就職活動の方法
薬学生の就職活動には大きくわけて3つあります。
- 就活イベントへの参加
- 就職エージェントの利用
- お世話になった実習先
では順番に見ていきます。
いってみましょう!!
就職イベントの参加
就活イベントでは、大学内や、学外のイベント会場に多くの企業が参加して、企業ごとに「ブース」を作ります。
学内イベントでは、既に就職した自分の先輩などがブースに着いていることもあり、「ここだけの話」を聞けるといったメリットがあります。
僕が就活をしている時は、大学内のイベントで、MRを募集する製薬企業や、自衛隊のブースなど、調剤薬局や病院だけではない他の職種の話を聞けることがあったので、特に学内イベントはおすすめです。
企業が合同で行う就活イベントは、調剤薬局やドラッグストアがほとんどを占めています。
都市部では頻繁に開催されているイメージですね。
就職(転職)エージェントの利用
就職の段階で就職(転職)エージェントを利用する方法があります。
就職イベントで大きく門戸を広げていない企業や病院、また中小の調剤薬局など、薬学生へのアピールが乏しいところも詳しく教えていただけます。
学生時代には周りに就職エージェントを利用する声が少なく、「就活といえばまず就職イベント」というイメージが強いです。
しかし、就活時こそ就職エージェントを利用するべきだと思います。
なぜなら学生時代の自分一人での知識は就職に関して乏しく、調べるのは限界があります。
就職サイトでの就職エージェントは、その道のプロで、自分にあった職場や自分の希望をお伝えすることで希望に近い就職先を提案してくれます。
また、エージェントの方によっては、就職前にはわかりづらい職場の人間関係や雰囲気も知っている範囲でお伝えしてくれる方がいます。
僕も転職経験があるのでわかりますが、職場ってやっぱり人間関係がめちゃくちゃ大事です。
それは就職活動中に見つけづらいものなので、教えていただけるのはとてもありがたい事だと感じます。
就職イベントに行って自分の目で就職先を確かめるのはとてもいいことですが、就職エージェントというプロ集団に任せてみてからでも遅くはないと思います。
登録で有料なところは特にないので、一度登録してお話を聞いてみるのもアリです。
薬学生の就職活動サイト[PR]
アスアス
- 公式LINEが充実
- 求人情報の流し読みはなく、完全相談制
若手の代表の方が経営されています。
SNSや公式LINEでの相談がメインです。
完全相談制ですので、じっくり話し合ったうえで転職することができますね。
また、noteで「薬剤師の資産形成」についてのブログを公開しています。
https://ponmagazine.com/asus-co-ltd/
セルワーク薬剤師
- サポートが手厚い
- 就業時間後でも対応
セルワーク薬剤師は、9万件近い求人を取り扱っており、主に地方の求人情報を多く取り扱っているという特徴があります。
ファルマスタッフ
- 年収600万以上の求人が多い
- 派遣やパートにも対応
運営元が日本調剤。調剤薬局の求人数が多いのが特徴。
キャリアアップに力を入れています。
正社員だけでなく、派遣やパートの求人案件も数多く所有しています。
利用した方の「転職満足度」が高いサイトとなっています。
薬剤師ポン公式LINE
また、個人的に繋がりのある転職会社の方がいるので、公式LINEの相談によってはご紹介しています。
気になる方は公式LINEより僕に相談してください。
お世話になった実習先
実習でお世話になった調剤薬局と病院はとても就職のハードルが低いです。
なぜなら2.5カ月ずつの実習を経て、職場の方からすれば、自分自身の知識はもちろん、人柄、性格、一緒に働きやすそうかどうかを見てくれています。
また、自分からすれば、その職場の雰囲気を実際に見て感じています。
そこで好印象な職場だったなら、お世話になった実習先で働いてみるのもいいと思います。
そのためにも実習先の方とはその後もつながりを持っておくようにしておきましょう。
[薬学部の就職活動はいつからすべき?]就活で気を付けることまとめ
薬学生の就職活動は5年生の春から徐々に始まっていきます。
企業など1次試験、2次試験と就職活動に期間を要する職種を目指しているなら猶更早く就活を始める必要があります。
ただ、新卒で入った職場が一番いいわけではないです。
ここで希望の就職先に入られなくても、今のご時世薬剤師の転職はたくさんあります。
自分のなりたい職に就くことができるのはとても嬉しいことです。
しかし、「ここで希望の就職先に入れなかった・・・・」
と落ち込まないようにしましょう。
僕自身も普段は調剤薬局の薬剤師でありながらブログで活動しています。
薬剤師の働き方は無限大だと思っています。
ポンマガジンでは薬剤師、薬学生を応援し、いろんな面白い働き方をしている薬剤師さんの紹介をしています。
薬剤師、薬学生に夢を届けたい!!
ではでは♪