この記事では薬剤師国家試験の直前の過ごし方について、ポンの経験談も踏まえて熱く解説していきたいと思います。
いよいよ薬剤師国家試験が近づいてきました。
この試験に合格するかどうかで、これからの過ごし方が全然違ってきます!!
不安な気持ちでいっぱいな人も多いと思います。
特に直前ともなると、
「あと何を勉強すればいいんだろう?」
「もう今更あがいたって・・」
と何をすればいいかわからない人も出てくるんじゃないかと思います。
ポンも、国家試験1年前に、絶望的な成績からスタートしましたが、結果、ストレートで薬剤師国家試験に合格することができました。
絶望的な成績だったポンだったからこそ、皆さんの励みになることが書けるかもと思い、この記事を書こうと決意しました!!
読んでね♪
薬剤師国家試験 1か月前
テスト1カ月前でやること
- 過去問を使って、テスト形式で解く
- テスト形式で解いた過去問を復習する
- 自分が間違ったところをノートにまとめておく
- 間違った箇所を次の日の朝に復習する
これを繰り返していくようにしましょう。
過去問を使って、テスト形式で解く
もうこの時期になると、過去問を全く解いたことがないという人はいないと思います。
1か月前になると、薬剤師国家試験と同じ環境を作ることが大事になります。
そのため、実際に薬剤師国家試験の過去問題を、テスト形式で時間も決めて、解くようにしましょう。
本番さながらに、休憩時間も入れて、やった方がいいです。
より実践に近い環境をつくった方が「試験慣れ」することができます。
実際の薬剤師国家試験は2日間で行いますので、できれば2日間かけて1年分の過去問を解く方がリアルですが、1日でまとめて解いてしまっても構いません。
ただし、結構キツいスケジュールにはなると思います。
2日間でやることを1日でやってしまうのに慣れれば、当日の薬剤師国家試験がラクに感じるようになると思います。
テスト形式で解いた過去問の復習
その日のうちにやった過去問を自己採点し、実際にどれくらいの点がとれているか確認をしましょう。
点数が足りてなくても大丈夫。
現状を把握しておくことが必要です。
そして、大事なのが、解いた過去問で間違えたところの復習です。
その日に間違ったことは、次は絶対に間違えないようにしましょう。
1カ月かけて過去問を10年分解いていくなら、1回間違ったところは、また同じような問題が出てくる可能性があるからです。
自分が間違ったところをノートにまとめておく
間違ったところはノートにまとめておきましょう。
間違った箇所をまとめておくことで、「直前対策で間違った所集」を活かすことができます。
自分がこの時期に間違ったことは、まだまだ点数を上げることができる箇所です。
この時期にしっかり自分の弱点ポイントを把握し、おさえることができれば、薬剤師国家試験に合格する確率はグンとアップします!!
間違った箇所を次の日の朝に復習する
その日間違って、ノートをまとめて終わりではなく、その日に取り入れたことは、次の日の朝にすぐにもう1回その箇所だけ復習しておきましょう。
コレがききます!
人の脳は、その日寝ることで、脳の中の情報が整理されます。
次の日にトライして正解することができれば、「弱点を克服することができた」と思ってもいいでしょう。
薬剤師国家試験 1週間前
ここからは、より本番に近い環境を作ることが大事です。
- 起床時間もテストの時間を想定する
- 試験会場の下見をする
- とにかく復習を続ける
起床時間もテストの時間を想定する
この時期からは、テスト本番に向けて、「生活スタイル」も見直していった方がいいと思います。
国家試験当日は、ベストコンディションで受けたいですよね。
普段から、テストに備えて朝方勉強をしている人ならいいですが、夜型の人は、テストと明らかにリズムが違っていますので、切り替えていくようにしましょう。
薬剤師国家試験の開始時間は9:30です。
起きてから3~4時間後に試験を受けるよう起床するようにしましょう。
なぜなら起床から3〜4時間後になって、脳は活発に働くようになっているからす。
薬剤師国家試験は2日間で行われる、ハードスケジュールです。
終わったあとはポンもぐったりとしてしまいました。
試験会場の下見をする
ほとんどの大学が、自分の大学とは別の試験会場で、薬剤師国家試験を受験することになると思います。
試験会場が近いようなら、なるべく下見をした方がいいです。
事前に試験会場をチェックしておくことで、当日の想定外のことに対応できたり、行くルートについても悩むことがありません。
僕は大学受験の時に、バスの時刻が平日ダイヤと休日ダイヤで違うことに焦った過去があります。
試験当日に試験以外のことでパニックにならないためにも、下見をしておいた方がいいでしょう。
また、「トイレの位置」を把握しておくことも大事です。
男性はまだしも、女性の場合、試験の休憩時間にトイレで並ぶことがあります。
会場から近くのトイレ、ちょっと離れたところにあるトイレは把握しておいたほうがいいでしょう。
試験当時スムーズになります。
とにかく復習を続ける
薬剤師国家試験1カ月前でもお話したように、「間違った問題は次に絶対に間違えないようにする」ことが大切です。
まだ過去問10年分が終わってなければ、そのまま続けるべきですし、終わった方は、更に過去問や、模試の間違えた所の復習をするのがいいでしょう。
新しい分野に手を出すのは絶対にしないようにしましょう。
もしできなければ余計に焦ってしまうことがあります。
何をやっていいかわからない方は、大学や薬ゼミなどの直前対策講義に参加しましょう。
この時期だと、大学や、薬学ゼミナールでも「やまかけ講習会」があったりと、直前講義があったりします。
僕は大学に、薬学ゼミナールの先生が来て、「やまかけ講習会」を行っていたのでそれに参加しました。
参加して、その分野にも重点的に目を通し、当日に役に立った記憶があります。
新しい知識を入れるために受けるものではなく、忘れかけている記憶を呼び戻すための講義だと思って参加しても良いと思います。
薬剤師国家試験 前日
もうここまできたら、大きくあがいても仕方ありません。
今までやってきたことを信じて、おさらいをしておきましょう。
- 「直前対策で間違った所集」をおさらいする
- 食事はゲン担ぎを!!
「直前対策で間違った所集」をおさらいする
薬剤師国家試験1カ月前で作っていた、過去問で間違ったところをまとめた、「直前対策で間違った所集」が役に立ってきます。
ここで間違った箇所を総復習しておきましょう。
この復習をしておくことで、
「1カ月前にできなかったことが、めちゃくちゃできるようになっている」
と自分に自信をもつこともできます。
とにかく前日は自信をつけることが大事です。
食事はゲン担ぎを!!
カツ丼や、トンカツ、おやつはキットカット(きっと勝つ)など、ゲン担ぎをやっておくと、精神的にいいかと思います。
ただの精神論ですが、
「ここまでやったんだから大丈夫だろ」
と思えるからです。
やらなかったからダメではなく、やった方が自信がもてるならやった方がいいでしょう。
ただ、ゲン担ぎに固執しすぎるのはよくありません。
食べ過ぎなどで、当日に支障が出ては元も子もないので、あくまで「気持ちを盛り上げるため」にやるようにしましょう。
薬剤師国家試験 当日
いよいよ本番です。
頑張ってきた全てをぶつけるようにしましょう。
薬剤師国家試験は9:30から開始のため、起床は3~4時間前を目安にしましょう。
- 試験直前でチェックするのは「自分のノート」
- できる問題から解く
- 問題とマークシートにそれぞれに解答する
- 自己採点
試験直前でチェックするのは「自分のノート」
試験監督によって若干ずれはあるかもですが、9:00に着席、9:25までは教科書を見ることができます。
正直当日に青本をパンパンにリュックにつめて持ってくる人を見かけましたが、当日は今まで書いてきたノートのみを持ち歩けばいいと思います。
薬剤師国家試験は、1日目と2日目のそれぞれに50分~90分の長めの休憩時間が2回ずつあります。
まとめたノートを総復習するのには、十分すぎる時間です。
ノートを取らずに、教科書に直接書き込みしていた人は無理ですが、自分でノートをまとめていた人は、当日は焦らずそれのみを持つようにしましょう。
前日に当日に見ておきたいところをチェックしておき、当日はそこのみをチェックして本番に臨むようにしてください。
また、「直前対策で間違った所集」でもいいでしょう。
他に目移りするほうがかえってよくありません。
ここまで、やれることやってきたんだから、あなたは大丈夫です!!
僕は、試験当日、鏡に向かって、「僕はできる!」と唱えてから試験を受けました。
自己暗示大事です。
できる問題から解く
最初から解く人がほとんどだと思いますが、「解ける問題から解く」ほうが、だんだんノッてきます。
まず勢いをつけて、解いていくようにしましょう。
問題とマークシートにそれぞれに解答する
自己採点もあとでするため、問題とマークシートにそれぞれにチェックするようにしましょう。
さんざん模試でやってきているので、大丈夫だと思いますが、これをすることで、
「マークシートに1問ずれて解答していた」
というケアレスミスを防ぐことができます。
ありえないようで、毎年聞く怖い話です・・。
また、問題を解くときは、
- 合っているものを1つ選ぶのか、
- 2つ選ぶのか、
- すべて選ぶのか?
- 間違っているものを選ぶのか?
間違えないようにしましょう。
合えて下線を引いて「目」と「手」で確認するようにしましょう。
自己採点
試験が終わった受験生なら気になるのが、各社予備校が解答速報を出してくれます。
解答速報もこちらにまとめています↓↓
「自己採点した方が良い」とか「自己採点は絶対したらダメ」とか色々な意見があります。
僕は「1日目の試験の出来が気になりすぎる」なら、自己採点はしてもいいと思います。
実際僕は1日目が終わった時点で友達と一緒に自己採点をしました。
結果、足切りもなく、1日目で8割強正解していることがわかり、2日目を余裕で迎えることができました。
自己採点しておいてよかったと思っています。
捕らえ方は人それぞれですが、大事なのは「できるだけポジティブに考える」ようにしましょう。
「いかに2日目に向けてテンションを上げることができるのか?」が大事なので、そのために自己採点をするのは1つの手段だと思います。
薬剤師国家試験に合格する!!直前の過ごし方 まとめ
いかがだったでしょうか?
薬剤師国家試験の直前の、1カ月~当日までの過ごし方について、ポンの体験談も踏まえて書きました。
実際自分が受験生だったころも、「直前で焦って勉強に手がつかない」友達を見てきました。
僕も成績はさんざんの人間でしたが、「本番までにやるべきことをやった」と思えたため、自信をもって薬剤師国家試験当日を迎えることができ、合格することができたと思います。
当日の試験が終了し、自己採点を終えて合格を確信した時の喜びは、今でも忘れられません!!
めちゃくちゃ嬉しかったことを今でも覚えています。
この記事を読んでくれた皆さんにも、是非この体験を味わってほしいです。
試験まであと少しだと思いますが、最後まで全力で駆け抜けてください。
来年には、同じ薬剤師として一緒に活躍しましょう。
ポンマガジンは、薬剤師の生き方を追求するブログです。
薬剤師、薬学生を応援したい!!
ではでは♪