この記事では、休日夜間急病センターで働く薬剤師の働き方、月収や、働く条件について現役薬剤師であるポンが熱く語っていきたいと思います。
この記事を見て、休日夜間急病センターで働きたい!!と思う薬剤師の方が出てくるかもしれませんね♪
読んでみてください。
では行ってみましょう!!
休日夜間急病センターとは?
市によって管轄が違いますが、休日夜間急病センターや、休日夜間診療所など、さまざまな名前で各市に存在します。
医師会、歯科医師会、薬剤師会の協力によって、普段の医療機関が閉まっている休日や夜間に最終受け入れ先として急病の患者さんのために機能しています。
どんな薬剤師が働いている?
休日夜間急病センターで働いている薬剤師は、普段の日常業務は街中で働いている薬局薬剤師が、薬剤師会を通して働いています。
会社的にも、全面的に認められた副業のような扱いになっています。
休日夜間急病センターの働き方
薬の処方は基本1日分
普段病院で処方を受けて、薬局でお薬をもらう時、薬は数日分の処方されてもらうのが基本ですが、休日夜間急病センターでは、急病の患者さんに応急処置をするのベースとなります。
次の日には、かかりつけ医で診察して欲しいので、基本薬の処方は1日分だけ出ることが多いです。
薬歴は書かない
何度も来局してもらうものでもないですし、服薬指導もありますが、普段の薬局で行う服薬指導よりは簡素なものとなります。
管理料もとっていませんので基本的に薬歴は存在しません。
暇な日は仮眠をとることができる
あまり患者さんの少ない日は、仮眠をとってお休みすることができます。
職場内にも仮眠室があり、そこで休憩をするスタッフもいるそうです。
患者さんがくれば、起こされて、その時だけ働くということができます。
しかし、冬場など、急病の方が多かったりすると、夜通し働きづめになるということもあります。
本業とのバランスが必要
休日夜間急病センターで働く薬剤師の人数は少ないことが多いです。
薬剤師会から薬剤師が派遣されていますが、強制ではなく、働きたい薬剤師が挙手することで初めて休日夜間急病センターで働きます。
普段の薬局での業務もこなさなければいけないため、会社によっては、休日夜間急病センターで働いて、そのまま日常業務に入らなければなりません。
前日休日夜間急病センターで働いていたからという理由で、次の日を休みにしたり、午前休をとったりすることもできる会社ももちろんあります。
会社の配慮によって働き方が大きく変わってきます。
確定申告が必要
会社の給与以外にお金をもらうことになるため、確定申告が必要になります。
今まで普通の薬局薬剤師として年末調整してやってこなかった人は、確定申告の勉強をする必要があります。
税金の払い忘れは申告ですので、毎年忘れないようにしましょう。
勤務の忙しさは運にも作用される
地域の病院がやってない時間に開いているので、病気の流行る時期、流行らない時期で変わってきます。
夏場だと、流行り病が少ないのでそこまで忙しくないみたいですが、冬場のインフルエンザが流行するシーズンはとても忙しくなることが多いです。
実際に休日夜間急病センターを経験している方のお話では、普通は4~50人程度の来院。
忙しい時で100人程度。
めちゃめちゃ忙しい時期、年末年始などは1日300人程度を相手しなければならない時があるそうです。
休日夜間急病センターでの給与はどれくらい?
地域によっても出される金額が変わってくると思いますが、関西の休日夜間急病センターで実際に勤務に入っている薬剤師の方からお話を伺いました。
年末年始だと1回入ると4万8000円前後は手取りでもらえますね。
その時間にしたら3時間半労働ですが、手取りで2万5000円くらいになりますよ!!
ピンポイントでそこだけ入るのはありなんですか?
休日夜間急病センターの薬剤師ってどうなの? 月収や働き方について まとめ
休日夜間急病センターでの薬剤師の働き方についてお話してきました。
薬局薬剤師が普段の日常業務で働くプラス、夜間休日で急病の患者さんに対応することができる新しい働き方ですね。
また、急遽お金が必要だったり、わかりやすく普段の給料にプラスされるのが魅力的です。
休日夜間急病センターで働く薬局への転職なら[PR]
ファルマスタッフ
- 年収600万以上の求人が多い
- 派遣やパートにも対応
運営元が日本調剤。調剤薬局の求人数が多いのが特徴。
キャリアアップに力を入れています。
正社員だけでなく、派遣やパートの求人案件も数多く所有しています。
利用した方の「転職満足度」が高いサイトとなっています。
公式HPはこちら⇒薬剤師の求人・転職なら「ファルマスタッフ」
ポンマガジンでは薬剤師、薬学生を応援します。
薬剤師、薬学生に夢を届けたい!!
ではでは♪