SNS運営の本が最近たくさん出ているのを目にします。
TwitterやInstagram、YouTubeにFacebookと、どんどん様々なSNSが出ていますが、実際SNSって難しいです。
ちなみにポンもやっています。
- Instagram(@ponnenmaru6)
- twitter(@ponnenmaru)
SNS運営をやっていると難しさに直面します。
- 毎日何書けばいいんだろう・・
- ネタ切れの予感があるなあ
- どうやったらバズるんだ・・
と日々試行錯誤を繰り返すことになります。
楽しんで続けられる方はいいですが、フォロワーが増えなかったり、リアクションがなかったりすると挫折しがちです。
そうやって、困って、SNS関係の本を漁りがちなポンですが、その中でこんな本を見つけました。
※この投稿は一部プロモーションを含みます。
寄り添うツイッター
文具メーカーの「KING JIM」のキングジム公式ツイッター担当者の方が書かれた本です。
最近では「企業の公式アカウント」がたくさん出ていますが、「KING JIM」の公式アカウントは、まだ全然そういったアカウントがない2010年から開始されました。
キングジム公式ツイッター担当者って?
今でこそ「中の人」というなの企業のSNS担当者がテレビでも出る時代になりましたが、当時に「中の人」というと、なにそれ??ってなりますよね。
まだほとんどの企業が手を出してないことに
「とりあえずやってみよう」
という会社の考えが見てとれました。
社長からの「鶴の一声」でツイッター担当者に
本作でも出てきますが、社長から急に言われてツイッター担当者となった著者の気持ちは心配と緊張しかなかったのではないかと思います。
もしポンがそんなこと言われたら、プレッシャーに押しつぶされそうになると思います。
時代もあるのかもしれないですが、キングジム公式アカウントのフォロワーの伸び率は半端ないです。
- 1年でフォロワー5000人突破
- 2年でフォロワー1万人突破
と瞬く間にフォロワー数を伸ばしていき、この本が作られてた時には、フォロワー数は36万人を突破されていました。
ヤバすぎです・・・・。
キングジム公式ツイッター担当者の10年の軌跡
本書では、キングジム公式ツイッター担当者の、10年の軌跡が赤裸々に描かれています。
- 実はこういうことで悩んでいた。
- ひょんなことから、他の企業とのコラボが決まった。
- こわごわ期から抜け出すきっかけになった事
などなど
リアルなツイッター運営が書かれています。
中には「社長賞受賞」という華々しい出来事もありますが、僕はこれを読んで、普段からさまざまな情報を取り入れ、日々コツコツとツイートしてきたのが結果に表れたんだな。
と感じました。
「SNS運営は日々のコツコツの積み重ね」
というのを、この本を読んで改めて認識しました。
SNSは、今や企業にとって必須ツール
最近になって、「中の人」という言葉が当たり前に通じるくらい、SNSを利用している企業は増えました。
会社の「SNS担当者」は、理解されづらい仕事を、他社とも相談し合ってこなしているんだなと感じます。
ポンが以前挙げた、「企業のエイプリルフールネタ まとめ」でも、今思えば「中の人」のアイデアが結集されたものなんだなーって感じます。
https://ponmagazine.com/april-fool/
面白かったのでまとめて見ました。
ポン自身「中の人」のことをあまり知らない時に、
「なんか面白そう」
という理由でまとめた記事だったので、思わず興味をもってしまうような工夫がされている「SNS担当者」のアイデアに感服です。
日常にお邪魔している感
また、キングジムは、企業公式アカウントですが、一般の人とお話しているような、「日常にお邪魔している感」「近所感」が受けているのかなと感じます。
「寄り添うツイッター」を読んだ後、思わずキングジム公式アカウントをフォローしてしましましたが、読んでいて「クスッ」と笑える文章が多いです。
( •ω• ) きん
| ハ |( •ω• ) きん
| 乂 |(|•ω•|) きんようび
|🧶 |( •ω• ) キン
| ハ |( •ω• ) キン
| 乂 |(|•ω•|) キングジム
|🧣 |— キングジム (@kingjim) January 14, 2022
本作にも出てきた、「キングジム体操」です。
「アスキーアート」を巧みに利用して、毎週金曜に繰り広げられています。
知り合い以上、友達未満
「知り合い以上、友達未満。」
これは、キングジム公式ツイッターが目指している、フォロワーや訪問者との関係です。
企業も、個人も、分け隔てなく、気軽な交流ができるようなSNS運営がしていきたい。
そんな想いが込められているんだろうなあ。
キングジム公式ツイッター担当者著「寄り添うツイッター」にはSNS運営に必要なすべてが詰まってました。まとめ
「寄り添うツイッター」は、企業の「中の人」を担当している方はもちろん、SNSを使ってさまざまな運用を考えたい方にピッタリの本だと思います。
もちろんキングジムさんと同じように、結果的に上手くいくとは限りませんが、成功談、失敗談を知ることができるので、かなり勇気づけられることになると思います。
そして、今からSNS運営を始めようと思っているそこのアナタも!!
先人の知恵は素晴らしいです。
読んでて参考になることは間違いないと思います。