働き方

派遣薬剤師とは?仕事内容、メリットデメリットについて現役が語る!!

薬剤師のポン
薬剤師のポン
こんにちは。ブロガーのポン(@ponnenmaru6)です。

この記事では、派遣薬剤師について熱く語っていきたいと思います。

  • 派遣薬剤師ってなに?
  • 普通の薬剤師と何が違うの?
  • 聞いたことはあるけど、実際にどんな働き方かよくわかってない。

こんな疑問を解消していきます。

読んでね♪

派遣薬剤師とは?

派遣薬剤師とは、その名のとおり、派遣社員として働く薬剤師のことです。

そこで働く企業と雇用契約を結ぶのではなく、人材派遣会社と雇用契約を結んで派遣してもらいます。

勤務時間や、契約期間は勤務先によって異なりますが、同じ職場で働けるのは3年間と決まっています。

単発での派遣になることも多く、

  • 1週間のみのヘルプ
  • 繁忙期だけ働いてほしい

など、勤務先によって働き方はさまざまです。

福利厚生については、派遣会社の社員としてしっかりあります。

社会保険はもちろんですし、有給休暇や産休、育休などもとることが可能です。

会社によっては、「薬剤師賠償責任保険」に加入しているところもあります。

派遣薬剤師のメリット

時給が高い

薬剤師の平均収入は年間520万円と言われている中、派遣薬剤師の求人によっては時給3000円の求人もありますので、

薬剤師派遣として、

時給3000円で、週5日働いた場合

3000円×8時間×5日×4週×12カ月=年収 約580万円

月160時間働くとしても、1カ月の収入(額面)が40万以上になるのも珍しくありません!!

薬剤師のポン
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エリアや時期にもよりますが、地方の高時給求人などで就業する場合は、年収800万円を超えることも可能ですね!!

サービス残業が少ない

派遣薬剤師は、働いている企業からの給料ではなく、派遣会社から給料をもらいます。

派遣会社は、派遣した薬剤師が派遣先で何時間働いたかによって、派遣先から収入を得ています。

そのため、稼働時間を少なく見積もるということはあり得ません。

派遣薬剤師が働いた時間は、勤怠管理システムによってしっかりと把握されるため、サービス残業で帰るのが遅くなってしまったということが少なくなります。

薬剤師のポン
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自分の時間が作りやすいですね。

勤務時間を柔軟に変えられる

派遣薬剤師は、就業時に締結する契約書の内容に応じて働きます。

勤務日数は週1~週5まで求人ごとに日数もさまざまですし、午前中だけ、午後だけなどの求人もあります。

  • 土日は基本あけておきたい
  • 子どものお迎えに合わせて働きたい

など、希望の勤務時間に合わせて求人を選び、働くことができます。

派遣会社を通すため、仕事を見つけやすい

正社員として転職先を探すときは、自分で求人を探したり、転職サイトに登録してエージェントさんに探してもらい、履歴書などを持って面接に挑む形になります。

一方、派遣薬剤師は、人材派遣会社が仕事を探してくれるため、あらかじめ希望条件を掲示しておけば、それに合わせた求人を紹介していただけます。

薬剤師のポン
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専属のエージェントがついたような形になるので、転職活動の負担が大幅に軽減されます。

派遣薬剤師のデメリット

賞与(ボーナス)がない

派遣薬剤師は基本的に賞与(ボーナス)はありません。

夏と冬にニュースなどでボーナスの話題がでますが、その楽しい雰囲気を感じることができないかもしれません。

ただ、派遣薬剤師として働いていれば、正社員以上の収入を得ることも可能ですので、金銭面で劣ることは少ないでしょう。

即戦力としての働きを求められる

派遣薬剤師の求人のある薬局は、人手不足ですぐにでも即戦力で働ける人を探しています。

そのため、「即戦力になれる人」という形で求人をだしている薬局も少なくありません。

既にある程度、外来業務をこなしている方なら問題ないと思われますが、最初は指導をお願いしたいという方は、「即戦力を求める」求人ではなく、少し時給が低くても、「最初に指導がある」求人からこなすようにしましょう。

キャリアアップ、マネジメント業務は難しい

「業務でマネジメントを行いたい」と考えている人には、難しいと思います。

なぜなら「派遣薬剤師」は外来業務として求人が出ていることが多いため、ほとんどの店舗で「外来業務」を行うだけになってしまいます。

キャリアアップやマネジメント能力を高めたいと考えている人には、業務を行うのは難しといえるでしょう。

派遣薬剤師に向いている人

子育てをしながら働きたい人

  • 午前のみの勤務
  • 子どものお迎えまで
  • 扶養内希望

子育て優先で仕事がしたいという方には「派遣薬剤師の働き方」は向いているといえます。

最初の働き方の希望で掲示しておき、柔軟に働いていきましょう。

また、「子育てで薬剤師としてのブランクを作りたくない」という方も、単発希望で派遣薬剤師として働くのもおすすめです。

プライベートを充実させたい

正社員として働いている場合、現場に合わせて休みをとることが多いため、希望通りに休みをとることができないことが多いです。

薬局によっては残業が多く、帰るのが遅くなる薬局も少なくありません。

「派遣薬剤師」として働くなら、もともと「2週間の長期休暇が欲しい」など、希望条件があれば、それに合った求人を探してもらえますので、「忙しくて休めない」ということはほとんどありません。

薬剤師のポン
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僕の友人にも、「派遣薬剤師」として働き、空いている時間でYouTubeの撮影や、副業をやっている方がいます。

将来独立の希望がある方

将来、独立して自分で薬局をもちたい方は、いろいろな店舗で働くことができるので、正社員では経験できない、いろいろな薬局のやり方を学ぶことができます。

また、高時給案件で働いていれば、年収1000万円を稼ぐことも夢ではありません。

賃金も貯めることができ、将来独立を考える薬剤師の方には修行のためにもい向いていると思います。

派遣薬剤師の働き方 例

冬は北海道でスノーボードを満喫

僕の友人で、実際に派遣薬剤師として今も活躍されている方です。

スノーボードが大好きで、「冬は北海道の雪質が一番好きなので、北海道には必ず行く!!」という人です。

派遣薬剤師の働き方を知ってから、スノーボードのシーズン以外は、地元で働く。シーズンに入ると北海道の派遣先で働き、スノーボードを満喫した生活をしています。

好きなときに旅行にいける

もともと「世界中を旅したい」といっていた方です。

派遣薬剤師として働き、お金をためてから、契約解除とともに海外旅行へ!!

一通り旅行を満喫したら、また旅行費用のために派遣先で働く。というループを繰り返しています。

薬剤師のポン
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正社員として、日ごろの業務にしばられない新しい働き方だと感じますね♪

 

派遣薬剤師とは?仕事内容、メリットデメリットについて現役が語る!!まとめ

いかがだったでしょうか?

「派遣薬剤師」について、働き方、メリットやデメリットについて熱く語らせていただきました。

派遣薬剤師のメリット
  • 時給が高い
  • サービス残業が少ない
  • 勤務時間を柔軟に変えられる
  • 派遣会社を通すため、仕事を見つけやすい
派遣薬剤師のデメリット
  • 賞与(ボーナス)がない
  • 即戦力としての働きを求められる
  • キャリアアップ、マネジメント業務は難しい

「新しい薬剤師の働き方」として、「派遣薬剤師」は注目されています。

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ABOUT ME
薬剤師のポン
薬局薬剤師9年目。 薬学部卒業後、大手チェーン薬局に就職。大病院の門前薬局の前で働き、あらゆる科の調剤を担当する。一通りの仕事がわかってきてから、「自分の地元だったらもっといい仕事ができる」と考え、自分の地元で働きたいと強く願うようになり、地元の調剤薬局に転職。現在は地域密着薬剤師として地元の中小薬局で勤務中。

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