この記事では、「住所不定薬剤師」を名乗るしまっこさんにインタビューしてきました。
住所不定薬剤師??
住所??不定??
そんな薬剤師いるの??
そんなナゾを解き明かしていきます。
皆さんの、就職、転職の参考になれば嬉しいです。
読んでね♪
「住所不定薬剤師」しまっこさんにインタビュー!!
しまっこさんの自己紹介をお願いします。
留学をきっかけにフリーランスに転身しまして、この春から3年目になります。薬局勤務の傍ら、ライターや翻訳業などの仕事もしています。
現在は、「フリーランス薬剤師」として働かれているんですよね。勤務地を転々とされて、よかったことはなんでしょうか?また、お住まいはどうされているんですか?
これからの時代様々なリスクが存在するので、1つの収入源に依存しない働き方をするにはどうしたらいいか。自分の力で生きていく力を身につけないといけないな、と感じていました。
旅人気質な私にとって、勤務地を点々とできることは大きなメリットで。薬剤師×旅って相性いいなと日々感じています。
その土地土地での生活を楽しみながらお仕事していました。仕事終わりの、沖縄の素敵なビーチで頂くオリオンビールは最高でしたね(笑)
私は正社員時代よりもフリーランスの働き方の方が圧倒的に楽しめていると感じています。 住まいは、時分が契約することもあれば、薬局さんが用意してくれることもあります。
これは「しまっこさんの働き方」ならではの経験だろうと思うようなエピソードがあれば教えてください。
昨年度は、以前より興味があった、プログラミングやweb関連の合宿型のスクールに参加し、活動の幅が広がりました。
(田舎フリーランス養成講座) また、空き時間を利用して化粧品検定心理カウンセラーとアロマテラピーの資格を習得しました。
今はスポーツファーマシストとFP資格習得のために勉強しています。どれも業務に活かせそうでワクワクしています。
薬局業務に関しては、色々な会社の店舗を見ることが出来て勉強になりますね。同じ調剤薬局でも、会社や店舗によって全く違いますので…。
あとは交渉して時給が上がったことも嬉しいことにあげておきます。様々な処方に触れることが出来るので、働きながら新しい知識を得ることが出来て薬剤師としてのレベルアップにも繋がるかと思います。
会社を問わず、色々な薬剤師さんとの出会いが多いのも嬉しいです。みなさんの服薬指導で勉強させて頂いてます! フリーランスは全部個人での責任になるので少し大変ですが、ラーニング等で知識のアップデートは欠かさないようにしています。
しまっこさんが考える今後の目標はなんですか?
日本の薬剤師免許では、直接海外で薬剤師として働くことは出来ないのですが、なにか違う形でお薬と関わる仕事をしていきたいなと思っています。
諸外国は日本との医療システムは大きく異なります。日本では保険証を持っていけば比較的すぐ診てもらえますが、アメリカやイギリスではまずかかりつけ医を予約する必要があります。
そういう背景もあり、軽い体調不良は市販品を用いて自分で治療することが多いです。 海外のドラッグストアで働いていた経験があるのですが、現地在住の日本人の方にお薬の選び方についてアドバイスしたらとても喜んでもらえた経験があります。
日本と海外では置いているお薬の内容も違いますし、用法や用量も異なる場合が多いです。 自分にしかできないことで、健康へ寄り添えるお手伝いができたら嬉しいですね。
でもしまっこさんのように幅広く知識を学ばれていれば、お薬のことをベースに様々な働き方ができそうな気がします。
後輩薬剤師の方、これから薬剤師になる薬学生の方に一言お願いします。
やりたいことへ挑戦するハードルが少しだけ下がりますよ。仕事も趣味も遊びも、人生全力で楽しんでいきましょう。
最後に
いかがだったでしょうか。「住所不定薬剤師」しまっこさんにインタビューしてきました。
最後になりましたが、しまっこさん。インタビューにご協力頂きありがとうございました。
ポンマガジンでは、知り合った薬剤師、薬学生の方の熱い想い、考え方をどんどん紹介していきたいと思います。
ではでは♪