転職

ポンの転職体験記② 薬剤師の転職って?

薬剤師のポン
薬剤師のポン
こんにちは。ブロガーのポン(@ponnenmaru6)です。

最近また転職サイトのお力を借りて、転職活動を行いました。

以前にポンが転職サイトを利用した事を記載した記事「ポンの転職体験記」が好評でしたので、今回の事も記事にしようと決めました。

ポンの転職体験記 薬剤師の転職って?? この記事では、現役薬剤師であるポンが実際に転職活動をした時に、 なぜ転職を考えたか? どのような手順...
  • 今の会社を辞めたいと思っているけど、どうやって転職したらいいのかわからない。
  • すぐにではないけど転職しようかどうか悩んでいる。
  • 転職サイトを使ったことがない。

こんな思いを持っている方なら今回のお話は参考になるんじゃないかなと思います。

ではいってみましょう。

なぜ転職活動しようと考えたのか?

僕は普段から転職会社の人と関わりがあり、複数の転職サイトに登録していい案件のところがあればお話してもらえるようにしています。

転職サイトに登録「だけ」することで、実はさまざまなメリットがあるんです。

「少しでも転職を考えたら」薬剤師転職サイトに登録するべき理由 今の働き方にめちゃくちゃ不満があるわけではないけれど、 いつかは他の仕事をやってみたいな。 今の職場で働くのは苦...

現在のところ今の会社で問題ないけど・・

僕は今薬局の管理薬剤師として働いています。

そんな傍らこうしてブログ記事を執筆しているのですが、

執筆する時間がとれて、管理薬剤師としてそれなりの給与をもらっていて、残業もそこまで多くない。

現状そこまで大きく困っていません。

ただ、不満点を挙げるとすれば、

  • 会議が時間外にある。
  • 複数会議が重なると休日の時間を削られる。
  • 午前出勤、午後休みの日は休みが削られている感じがする。

とまあ、不満点を挙げだすとキリがないですね。

でもめちゃめちゃ満足のいく会社なんて限られていると思いますので、長く働いていて、ちょっとの不満で済んでいるなら恵まれているほうじゃないかなあと思っています。

転職活動のきっかけ

今回の転職活動もエージェントさんからのお電話がきっかけでした。

午前のみ出勤で、午後から帰ろうと電車に乗る前、登録先の転職エージェントさんから電話がありました。

「ポンさんにぴったりの条件じゃないかなあと思い、先に連絡させていただきました。」

以前からやりとりのあったエージェントさんなんですが、転職先の会社で欲しい人材の条件を掲示された時に僕の顔が思い浮かんだそうです。

  • 9時~18時のコアタイム。
  • 土日祝日休み
  • 管理薬剤師経験者
  • 施設在宅の薬をつくるための薬剤師

確かに条件めっちゃいいですよね・・。

「一度お話聞いてみたいです。」とお話しました。

こんな条件の会社もってきてくれるなんてさすが!!って思っちゃいました。

ちなみにこんな条件の会社を掲示してくれた転職会社はアポプラス薬剤師さんです。

アポプラス薬剤師とは?実際に利用した現役薬剤師が紹介 この記事では転職サイトのアポプラス薬剤師について、実際に現役薬剤師であるポンが使ってみた感想を赤裸々に語りたいと思います。 ...

メールで条件のやりとり

転職会社を通して、質問事項をお伝えしました。

質問事項としては・・

  • 年収は現在よりもUPできるのか?
  • 休みは常識の範囲でとることができるのか?
  • 施設在宅の薬をつくる仕事ということがが、どういった働き方をするのか?
  • iDeCoまたはDCがあるのか?

いくら副業と本業の二本の柱で収入を得ているとはいえ、(投資もいれれば3本か・・。)

自分の本業での収入や働き方が今より以下になってしまうと副業にも差支えが出てきてしまいます。

そういった事を防ぐためにも質問事項をきっちりまとめさせてもらいました。

異例の速さで面接

休みに入る前に連絡があったのですが、休み明けにエージェントさんから連絡がありました。

エージェントさん
エージェントさん
ポンさんの情報と条件を転職先の方にお話しましたら、面接の日程を組んでもらうことになりました。

来週のどこかで面接可能でしょうか?

薬剤師のポン
薬剤師のポン
ええ!?もうですか?質問事項の返事はまだなんですかね?
エージェントさん
エージェントさん
本当は今週末に挨拶にいった時に受けた質問の返事をいただく予定なのですが、先に電話でアポを取った時に「是非面接やりましょう!!」と言われてしまったんです。

私としても異例のはやさの対応で焦っています・・。

今週末に挨拶に行った時に質問事項をお聞きしてきますね。

薬剤師のポン
薬剤師のポン
わかり・・ました。とりあえず面接の日あけるようにしますね。

急に面接を組むことになりました。

正直ここまで面接を早く組むことってあまりないそうなのですが、新規事業の立ち上げになるそうなので少しでも条件に早く合う薬剤師がいれば取りたいみたいです。

望まれている感じなのはうれしいけど、ちょっと決心はつかないなあ・・とモヤりました。

週末に最終確認

週末にエージェントさんから質問事項の回答を受けました。

  • 年収は現在よりもUPできるのか?⇒年収は現在よりも数十万UPが可能。
  • 休みは常識の範囲でとることができるのか?⇒とることはできます。施設在宅先の医師とのやりとりで休みをコントロールしてもらう必要があります。
  • 施設在宅の薬をつくる仕事ということがが、どういった働き方をするのか?⇒基本は施設在宅の薬を作ってもっていく仕事です。施設の薬の数が多くなっていくと思いますので薬をもっていく人を別で雇っていく形にしていきます。
  • iDeCoまたはDCがあるのか?⇒現状この会社では取り組んでいません。

おおん・・・

年収は上がるけども・・これからやっていくことがめちゃめちゃ多いんじゃないか?

と思いました。

施設在宅の薬がどれくらいあるのかも気になりますし、現状は薬剤師が1人でやりくりしているそうです。

事業を立ち上げたばっかりのため、まだ少ない施設の数の薬を作っているそうですが、薬剤師の人数を増やすことで提携する施設の数を増やして、作る薬の量を増やしていくようですね。

しかも年内で現状の薬剤師が辞めるのが決まっていると・・。

薬剤師のポン
薬剤師のポン
現場の見学に一度いってみたいなあ・・でも来週面接だなあ・・・。

もうこうなったら面接中に探りながらいくしかねえ!!と思い、腹をくくりました。

面接前日にエージェントさんから最終確認

面接当日はエージェントさんが同行してくれます。

そのための作戦会議を軽く行いました。

そして持ち物

エージェントさん
エージェントさん
ポンさん職務経歴書と履歴書は書きました?

薬剤師のポン
薬剤師のポン
!!頑張って用意しておきます!!

作戦会議の前にまず用意するものについて指摘されました。

いよいよ面接日当日

面接は会社の事業所で行うということでしたので、最寄り駅に集合し2人でタクシーを使っていきました。

季節は真夏ですが、印象のためにも背広とネクタイは用意して行きました。

応接室に通されると、代表取締役の方とエリアマネージャーの方が同席され、面接がスタートしました。

聞かれる内容は主に・・

  • 自分の長所は?短所は?
  • どうして転職しようと思ったの?
  • 血液型は?
  • 社訓について
  • 掲示条件について何か質問はありますか?

聞かれたのは主にこのような内容でした。

血液型は占いが社長の趣味だからだそうですが(笑)

どこの会社でもこのような面接内容があると思います。

結果はどうやら好印象だったようで、

「すぐにでも来ていただきたい」とお話をもらいました。

しかし、実際に現場も見ていないし、どのような仕事かを頭ではわかっていても具体的には理解できていません。

ここでの決定は難しいな~と思っていると、

エージェントの方から、

「ポンさんは現場経験も長いので、実際に現場を見てどのような機械やどのような処方内容かを見てもらってから判断してもらってもいいかと思います。」

と先手を打ってお話してくれました。

薬剤師のポン
薬剤師のポン
さすが!!助かる~♪

後日店舗見学にいきました。

ここでも転職エージェントの方が同行してくれるとのこと。

正直一人でササッと見に行くつもりでしたが、そういうわけにはいかなかったようです。

聞いといてよかった。

総務の方が同行してくれるとのお話なんですが、大事になってないかな・・ちょっと緊張です。

最寄り駅で合流してタクシーで現場まで行きました。

実際の調剤現場を見学

実際の現場を見てみて得るものはあると思い、見学にきました。

綺麗な店舗に調剤器具も最新のものばかり・・。

流石に今年5月にオープンしたばかりだけの事はありました。

薬剤師のポン
薬剤師のポン
今働いている店舗なんて・・ゴニョゴニョ・・

処方せんの内容もいろいろしっかり見させていただきました。

主に施設調剤の薬局です。

外来はありませんでした。

施設の薬を作って運んで報告書書いて・・・、の繰り返しになるんだろうなと思いました。

お話を聞いていても僕のイメージした通りのことをされている感じでした。

施設調剤専門の薬局で働くメリット

  • 自分で時間をコントロールできる。
  • 外来がないため、患者対応に時間をとられない。

施設調剤専門の薬局で働くデメリット

  • 段取りも運びも自分で全てこなさなければならない。
  • 緊急在宅による急な呼び出しがある可能性がある。
  • やりがい・・と言われると微妙かも。

自分でできる自信があるならすごく働きやすい店舗かもしれないと思いました。

今の職場ような「THE薬局」という働き方ではなくなるのにはすごく抵抗はありますが、考え方で働きやすい環境を自分で作れるのは魅力的に感じました。

最後の採用内定書で・・

見学の最後に、採用内定書をいただき、僕の決断しだいという形になりました。

採用内定書をサラッと確認すると・・・今の年収よりも50万ほど高い額で提示されました。

総務の方から「社長のお気持ちもあってこの値段でお願いしたいです。」

とお話をいただきました。

悪くない条件だし働き方も興味があるため、めちゃめちゃ迷う・・・・。

薬剤師のポン
薬剤師のポン
正直こんなにもらっていいんですか!?と思う額でした。

見学後にエージェントさんとお話

採用内定書を2人で確認して、エージェントさんと内訳についてなど最終確認を行いました。

条件もいいですし、働く時間も今よりも少なくなってきます。

エージェントさん
エージェントさん
あとはよく考えて、家族ともお話して決めるようにしてください。

薬剤師のポン
薬剤師のポン
そうですね。家で話し合って、週明けにはお返事します。

週明けまで猶予がありますし、家でじっくり家族と考えることにしました。

結果

結論からいうと、お断りさせていただく事にしました。

「もったいない~~!!」

っていう気持ちが半分、

「今の仕事続行でよかった~!!」

って思う気持ちが半分ですね。

こればっかりは家族で判断して決めたのでゆるがないです。

家族からも、「前任者がいなくなるような職場はやっぱり不安だ」と言われました。

いくら条件がよくても不安要素があれば一歩でるのは辞めた方がいいのかもしれませんね。

転職は大きな一歩なのでみんなが納得した上で決めるべきだと思いました。

なので、今回は面接で採用内定書までいただきましたが、転職することはありませんでした。

でもこの選択は全然後悔していません。

どれが正しくてどれが間違っているかなんで働き方にないと思っています。

自分の相場がわかるいい経験になったと思いました。

良い転職条件を知るには

良い転職条件を知るには、転職会社に複数登録して、自分の転職する条件を提示しておくことだと思います。

今回の件も、エージェントさんがこの条件を聞いた時に「ポンさんだったらぴったりかもしれない」と思いついてお話をくれました。

何個か登録しておくとその条件が広がります。

僕のオススメの転職会社をリストアップしておきます。

良い転職案件を得るための転職会社なら[PR]

アポプラス薬剤師

調剤薬局、ドラッグストア、病院クリニック、企業などと長年の信頼関係を築いており、他社では提供できない好条件・高待遇求人が多数あります。

薬剤師のポン
薬剤師のポン
全国で「クオール薬局」を展開する東証プライム市場上場 クオールホールディングスのグループ会社です。

アスアス

  • 公式LINEが充実
  • 求人情報の流し読みはなく、完全相談制

若手の代表の方が経営されています。

SNSや公式LINEでの相談がメインです。

完全相談制ですので、じっくり話し合ったうえで転職することができますね。

また、noteで「薬剤師の資産形成」についてのブログを公開しています。

薬剤師のポン
薬剤師のポン
薬剤師の可能性や働き方を考えてくれる会社です。

https://ponmagazine.com/asus-co-ltd/

セルワーク薬剤師

  • サポートが手厚い
  • 就業時間後でも対応

セルワーク薬剤師は、9万件近い求人を取り扱っており、主に地方の求人情報を多く取り扱っているという特徴があります。

ファルマスタッフ

  • 年収600万以上の求人が多い
  • 派遣やパートにも対応

運営元が日本調剤。調剤薬局の求人数が多いのが特徴。

キャリアアップに力を入れています。

正社員だけでなく、派遣やパートの求人案件も数多く所有しています。

利用した方の「転職満足度」が高いサイトとなっています。

[ファルマスタッフ]の評判とは?転職活動についてまとめ この記事では、 転職活動を始めたいけど、何からすればいいのかわからない・・ どの転職サイトを使ったらいいか悩む・・ ...

ポンの転職体験記② 薬剤師の転職って? まとめ

転職活動を体験して、今の職場の良さを実感することがあります。

また、自分の市場価値がわかり、

  • 今の職場で特に問題ないのだろうか?
  • 他にはどんな働き方ができるんだろうか?

という事を勉強することができました。

薬剤師のポン
薬剤師のポン
これに副業が加われば、さらに選択肢が広がると思います。

僕自身も就職相談、転職相談にのってます。

よかったら公式LINEからお話聞きます♪

ポンマガジンでは薬剤師、薬学生を応援します。

薬剤師、薬学生に夢を届けたい!!

ではでは♪

 

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薬剤師のポン
薬局薬剤師9年目。 薬学部卒業後、大手チェーン薬局に就職。大病院の門前薬局の前で働き、あらゆる科の調剤を担当する。一通りの仕事がわかってきてから、「自分の地元だったらもっといい仕事ができる」と考え、自分の地元で働きたいと強く願うようになり、地元の調剤薬局に転職。現在は地域密着薬剤師として地元の中小薬局で勤務中。

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