転職

ポンの転職体験記 薬剤師の転職って??

こんにちは。ブロガーのポン(@ponnenmaru6)です。

この記事では、現役薬剤師であるポンが実際に転職活動をした時に、

 

  • なぜ転職を考えたか?
  • どのような手順を踏んだか?
  • どのような体験をしたか?
  • その時に使った転職サイトは?

 

など、転職活動を行った時の体験を熱く語っていきたいと思います。

実際に今転職を考えている方、今すぐではないけどいい案件があれば転職を考えてみたい方に参考になればと思います。

読んでね♪

※この投稿は一部プロモーションを含みます。

実際ポンの他の記事でも、転職するのにオススメのサイトを紹介しています。

[2024年版]「薬剤師の転職を考える方へ」おすすめ転職サイト15選を比較!! 転職を考えているけど、どうやったらいいかわからない。 転職で失敗したくない。 薬剤師から評判の良い転職サイト...

転職を考えたきっかけ① 2012年

僕は新卒で大手の調剤薬局に入社しました。

地元とは遠く、総合病院の前に配属になりましたが、薬剤師としての修行だと思ってまず頑張ってみようと思い、働き始めました。

思ったより僻地へ飛ばされる

兵庫出身のため、まあそこまで遠くには飛ばされないだろうと・・学生気分の甘い考えで入社しました。

しかし配属先は東北。

めっちゃ遠い!!・・・

自分で「どこでも行きます」っていっちゃったんだしね・・

仕方ないよね・・・

と思い、働いていました。

配属先は僕よりも数個年上の先輩薬剤師数名(全員男)と、中年の薬局長でした。

もともと僕自身体育会系なのもあり、男だらけの年功序列な職場でしたが、わりと楽しく働いていました。

でもこの環境、人によっては厳しく感じるかもしれません。

まず、配属先が僻地

  • コンビニが近くにない。
  • 遊び場なし
  • 飲み屋は市で1個だけ(市なの?村じゃね??)

20代の若い男がそこで暮らすにはあまりにも酷な環境でした。

店舗の先輩と仲が良かったのでやっていけてましたが、職場とプライベートを完全に切り離すタイプの人だったらずっといるのは難しかったかもしれません。

やっぱり激務

毎週水曜日に施設の薬を作るという習慣がありました。

患者さんは40人ほどで、ほぼメンタル系の薬の入った施設患者さんの薬です。

ほぼ粉砕調剤。

薬の複雑な人なら監査するだけで2時間かかるような人もいました。

普段のコアタイムは18時まででしたが、

毎週水曜日は必然的に22時頃までの残業を余儀なくされていました。

また、普段の業務でも残業なしで変えるってことはまずないような職場でした。

こんな職場でも楽しくやっていけてたのはやっぱり職場の人間関係がよかったからだと思います。

働く人のつながりって大事ですよね。

親から帰ってきて欲しいといわれる

元々いずれは地元へ帰ろうと思っていましたが、1年も経たないうちに親から「いつになったら帰ってくるんや?」という催促が出てくるようになりました。

正直その話を聞くことで、

「早く帰ったほうがいいんだろうか・・」

とも悩みましたし、

「せっかく仕事を覚えてきたのに・・」

と、辞めるのがもったいないとも感じるようになっていました。

また、この頃から、東北の人の扱いが、地元の人との扱いの違いと全然違うことにも気づきだしました。

関西人である僕と距離感が明らかに違うように感じます。

東北の人たちの「地元のノリ」が行動に移すのが難しいと感じました。

また、人口の少ない市であるからこそ、外から来た人の疎外感を感じることも・・。

患者さんからは若干「他所から来た人」という扱いを受けることも薄々感じていました。

でも・・

裏を返せば、「地元だったらもっと自分のパフォーマンスを引き出して、よりよい仕事ができるんじゃないか?」と考えだすようになった頃でした。

転職を決意

入社して10カ月で転職をしようと考えました。

正直めちゃめちゃ悩みました。

その頃の僕は転職をすることで

「自分のキャリアに傷がつく」

と本気で考えていたからです。

今となっては小さい悩み事ですが、やはり1年も経たない間に転職するという決断をするのは辛く感じていました。

同じ同期の中にも既に転職をしていた人がいたので、どうやって転職をしたのかを尋ねて、それで同じように転職しようと考えました。

その時に教えてもらったのが、薬キャリの転職サイトです。

薬キャリに登録

「ここ使ってすごいよかったよ!!」

と同期の友人からオススメされました。

当時転職サイトがそんな多くあると思ってなかったので、このサイトに藁をもすがる思いで頼ったのを未だに覚えています。

エージェントさんには、

  • 地元で働きたい。
  • 今の職場と同等か、同じくらいの給与がいい。

という条件を提示しました。

2社候補を出していただいて、1週間後にはすぐに面接に行くことになりました。

給与関連のお話も特に問題なく、むしろ条件がよくなりました。

当時働いていた会社の、40時間/月の残業を経た手取りと、

転職先の会社の残業なしでの手取りが同じくらいになりました。

え??絶対こっちのほうが得じゃん・・

結果新卒で入社して1年で前の会社を辞めて、今の職場に落ち着くことになりました。

これが僕の1回目の転職活動です。

転職を考えたきっかけ② 2020年

転職前の職場

一度2013年に実際に転職し、今の調剤薬局で働いていますが、転職についてはそこまで考えていませんでした。

どこでも働いていて楽しいこともあれば、不満なこともあると思います。

正直・・

  • この仕事めっちゃ楽しい!!
  • 不満なんて微塵もない!!

なんて人はいるのかな?いたら是非聞いてみたいものです・・・。

現場で働くのは好きなポンですが、調剤薬局で働いていて、現場の仕事以外に、

  • 管理薬剤師の集まる会議
  • 会社のイベント活動を手掛ける会議
  • 会社の勉強会

で、普段の店舗で働いている時間以外に時間を取られることが多くなりました。

手当はもらっているので文句を言うことではないですが、自分の時間をどんどん奪われているような気がしました。

管理者になるにつれて、自分の事以外に部下の事も考えていく必要があります。

仕事面で、もっとステップアップしたくて店舗スタッフでみんなで協力していく!

これはとても良いことだし、やりたいことです。

しかし、店舗の人数は3人。

僕が管理薬剤師になるまではパートさんも含め5人いた職場から一気に3人まで減らされました。

業務としてはそれでこなせる環境になるのですが、休みが取れない・・。

1日休みは他店舗から人を呼んでなんとかなります。

しかしそれが2日休みになると・・・

自分でも恐ろしくて取ることは不可能でした。

転機

普段僕も含めてスタッフ全員そこまで体調を崩すことがない方が多いので、不意な休みの要望が出ないことに僕も助けられていました。

しかし、みんな人間なので、急な体調不良はどうしてもあります。

それが突然自分におとずれました。

仕事が終わり、家でご飯を食べてくつろいでいた時に・・

急な発熱、身体が動かない・・。

急に体調が悪くなってきて熱を測ると38℃越え。

これはマズいと思い、上司に相談しました。

すると、

「自分の代わりに入ってくれる人を探して連絡してください。」

まさかそんな返事が返ってくるとは・・

熱のある中、心当たりのある人に連絡し、なんとか休みを確保することができました。

こういうことがあった時に、

将来もっと体調が崩れた時、どうすればいいんだろう・・

子供が産まれた時や、出産立ち合い、まだ行けてない新婚旅行にどうやって行けばいいんだろう・・

など、さまざまな不安がよぎりました。

ここから、ポンの転職活動が始まりました。

転職サイトに登録

マイナビ薬剤師に登録

昔一度した転職時にも使いましたが、ポンは「転職サイトの登録」から始めました。

別に今の職場がめちゃくちゃ嫌なわけではないですし、仕事事体も嫌いなわけではない。

ただ、

  • いざという時に休める環境が欲しい。
  • 給料は下げたくない。
  • できれば家から近いところがいい。

この3点に絞って転職活動をすることにしました。

まあ実際無茶なお願いだとは思いますが、自分の意思をしっかり決めることが大事ですので、この3つはブレないようにしました。

最初に登録した転職サイトはこちらです。

 

よくCMもしていますし、薬剤師の転職といえば~ってイメージもあったので、まずは登録することが転職への第一歩だな。

と感じ、このサイトに登録しました。

次の日に、コンサルタントの方から連絡が来て、早速条件をお話しました。

最低限の条件はブレずにこの3つ

  • いざという時に休める環境が欲しい。
  • 給料は下げたくない。
  • できれば家から近いところがいい。

ただ、今まで調剤薬局一筋でやってきたので、他の職種にも目を向けたかったのがあります。

企業や、卸、病院の転職についてもこの条件を満たすものがあればお願いします。

と、無茶な条件をお願いしました。

そして数日後・・・

正直最低限の条件を満たすものではなかったですが、それに近い案件を数件持ってきてくださいました。

ただ、

  • 企業や病院の場合、経験がないため、今の年収と同等が上げるのは今の状態では無理だということ。
  • 病院は可能だが企業での就職で都市圏は難しいとのこと。
  • 調剤薬局やドラッグストアなら、年収今と同じかそれ以上も可能になるとのこと。

しっかり理由も添えて、その上で案内できる求人を探してくれました。

ただ、やはり条件としては自分にハマるものはないので、ここは見送り、また良い求人がでたらお伝えしてもらうという形で落ち着きました。

「マイナビ薬剤師」の転職活動 メリット、デメリットまとめ ※この投稿は一部プロモーションを含みます。 この記事では、マイナビ薬剤師を使った転職活動について、実際にマイナビを利用した...

薬キャリに登録

一つの転職サイトに固執するより、他のサイトからも意見が聞きたいと思い、別のサイトにも登録をして意見を聞くことにしました。

実は前述しましたが、1回目の転職の時に、友人に薦められ、お世話になったサイトでした。

実際に今の職場も当時の条件にピッタリだったのでここに決め、長年勤めることができました。

ここでも意見を聞いてみようと思い、条件は変えずに相談することにしました。

最低限の条件はブレずにこの3つ

  • いざという時に休める環境が欲しい。
  • 給料は下げたくない。
  • できれば家から近いところがいい。

また、マイナビでお聞きした時と同じように、調剤薬局以外にも、企業、卸、病院についての求人についてもお聞きしました。

同じように次の日に連絡があり、さらに詳しく条件の提示をして、またコンサルタントの方からの連絡を待つことにしました。

数日後、同じように連絡がありました。

マイナビと同じように、

 

  • 企業や病院の場合、経験がないため、今の年収と同等が上げるのは今の状態では無理だということ。
  • 病院は可能だが企業での就職で都市圏は難しいとのこと。
  • 調剤薬局やドラッグストアなら、年収今と同じかそれ以上も可能になるとのこと。

その上で、希望に近い案件を提示してくれました。

ただ個人的にはマイナビで示してくれた条件の方が、自分の働き方に合った印象でした。

自分の住んでいる条件によって、転職サイトの持ってきてくれる案件に差が出ると思います。転職サイトの甲乙はつけがたいですね。

現役薬剤師が語る!!薬キャリAGENTのメリット、デメリットについて「PR」 今日はポンもお世話になったことがある薬キャリAGENTの体験談について紹介します。 これから転職を考えている方が、この記事...

2点のサイトから思ったことですが、やはり、調剤薬局から病院や企業への転職は、年収の減少は覚悟しないといけないということがわかりました。

家族のいる身として、病院、企業への転職で年収を犠牲にするのは難しいため、調剤薬局への転職を考えることにしました。

ファルマスタッフに登録

調剤薬局かドラッグストアに転職を絞り、更にもう一つ、ファルマスタッフに登録して、意見を聞くことにしました。

ここでは調剤薬局かドラッグストアの転職に絞って意見を提示しましたが、最低限の条件は変えません。

  • いざという時に休める環境が欲しい。
  • 給料は下げたくない。
  • できれば家から近いところがいい。

ここはブレずにいこうと思い、同じ条件で相談させていただきました。

数日後に、3つの求人の紹介がありました。

  1. 家近くの薬局で、年収はそこまで変わらず、終了時間も今と変わらない薬局
  2. 家の近くだが、年収は今よりもダウン。終了時間も日によっては今よりは遅くなる。
  3. 上記2つよりは、家からは遠くなるが、年収は同じ。一人薬剤師のため、休みの関係は??

 

急かされるような感じはなかったので、一度お話も聞いてみたいと思い、①の薬局に面接可能かをお願いしました。

エージェントの方に了承していただき、「数日後、案内させていただきます。」とお話をもらいました。

楽しみに待っていましたが数日後・・

エージェントさんから連絡が来て、

「ご希望の薬局ですが、先方から、人員が間に合ったので、面接をしないということになってしまいました。」

・・・・orz

仕方ないですね。

今回は縁がなかったということです。

ただここからまた条件にあった就職先を探すとなると、まだまだ希望通り、希望近くにくる案件は少ないので、ポンの転職活動は一旦休止となりました。

ただ、今回の活動で転職活動をする意味は大いにあると感じました。

[ファルマスタッフ]の評判とは?転職活動についてまとめ この記事では、 転職活動を始めたいけど、何からすればいいのかわからない・・ どの転職サイトを使ったらいいか悩む・・ ...

転職活動をするメリット

薬剤師の市場の現状がわかる

今の薬剤師の転職のしやすさって?

「転職」を考えなければこういうことは考えないですよね。

単純に、「まあそれなりのところみつかるでしょ。資格もあるし。」

と安易に考えてしまうと思います。

実際に転職サイトに登録して、業界の話を聞くことで、

  • 今の薬局業界の現状について
  • 転職のしやすさについて
  • どういうことが転職に有利なのか

を知ることができます。

また、複数の転職サイトに登録しておくことで、他の会社のエージェントの方からもお話が聞けますので、偏った情報でなく、正しい情報を拾いやすくなります。

自分の市場価値がわかる

薬局業界の現状を知った上で、自分が薬剤師としてどのような立ち位置にいるのか?

今の薬局の中だけでなく、他に自分を売り出すことで、「自分の市場価値」を知ることができます。

自分がもし、薬局以外で働いたとしたら・・その時の、年収は?働き方は?などを、エージェントさんから客観的に教えてもらうことができました。

転職サイトに登録する前と、した後では確実に考え方も変わりました。

常に自分に合った就職先を探しておける

エージェントさんや、その会社にもよりますが、長い目で、自分に合った転職先を更新して探しておくことができます。

今の職場で、「すぐに辞めたい!!」と思うようなところでなければ、半年や1年スパンで転職先を探すのもありだと思います。

逆に、焦って転職先を決めてしまう方が後で後悔してしまいます。

エージェントさんと協力しながらじっくり探すようにしましょう。

「少しでも転職を考えたら」薬剤師転職サイトに登録するべき理由 今の働き方にめちゃくちゃ不満があるわけではないけれど、 いつかは他の仕事をやってみたいな。 今の職場で働くのは苦...

現役薬剤師が語る!!ポンの転職体験記 まとめ

今回の「ポンの転職活動」ですが、結果転職するには至りませんでした。

また、この転職活動に動きがあれば随時報告していこうと思います。

エージェントの方からも、「絶対に転職したいというわけでなければ、自分の今の働き方と案件を見比べてみてください。」とお話されました。

実際に登録して、自分の今の働き方を再認識することができました。

永久就職が絶対ではなくなってきたこの時代なので、自分を壊さないためにも、無理せず、「自分に合った就職先」を見つけることは必要ですし、また、「自分に合った就職先」を探す力も必要です。

転職サイトの力を借りて、「自分に合った就職先」を探してみてはいかがでしょうか?

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薬局薬剤師9年目。 薬学部卒業後、大手チェーン薬局に就職。大病院の門前薬局の前で働き、あらゆる科の調剤を担当する。一通りの仕事がわかってきてから、「自分の地元だったらもっといい仕事ができる」と考え、自分の地元で働きたいと強く願うようになり、地元の調剤薬局に転職。現在は地域密着薬剤師として地元の中小薬局で勤務中。

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