この記事では、現役薬剤師であるポンが実際に転職活動をした時に、
- なぜ転職を考えたか?
- どのような手順を踏んだか?
- どのような体験をしたか?
- その時に使った転職サイトは?
など、転職活動を行った時の体験を熱く語っていきたいと思います。
実際に今転職を考えている方、今すぐではないけどいい案件があれば転職を考えてみたい方に参考になればと思います。
読んでね♪
実際ポンの他の記事でも、転職するのにオススメのサイトを紹介しています。

転職を考えたきっかけ
転職前の職場
一度2013年に実際に転職し、今の調剤薬局で働いていますが、転職についてはそこまで考えていませんでした。
どこでも働いていて楽しいこともあれば、不満なこともあると思います。
正直・・
- この仕事めっちゃ楽しい!!
- 不満なんて微塵もない!!
なんて人はいるのかな?いたら是非聞いてみたいものです・・・。
現場で働くのは好きなポンですが、調剤薬局で働いていて、現場の仕事以外に、
- 管理薬剤師の集まる会議
- 会社のイベント活動を手掛ける会議
- 会社の勉強会
で、普段の店舗で働いている時間以外に時間を取られることが多くなりました。
手当はもらっているので文句を言うことではないですが、自分の時間をどんどん奪われているような気がしました。
管理者になるにつれて、自分の事以外に部下の事も考えていく必要があります。
仕事面で、もっとステップアップしたくて店舗スタッフでみんなで協力していく!
これはとても良いことだし、やりたいことです。
しかし、店舗の人数は3人。
僕が管理薬剤師になるまではパートさんも含め5人いた職場から一気に3人まで減らされました。
業務としてはそれでこなせる環境になるのですが、休みが取れない・・。
1日休みは他店舗から人を呼んでなんとかなります。
しかしそれが2日休みになると・・・
自分でも恐ろしくて取ることは不可能でした。
転機
普段僕も含めてスタッフ全員そこまで体調を崩すことがない方が多いので、不意な休みの要望が出ないことに僕も助けられていました。
しかし、みんな人間なので、急な体調不良はどうしてもあります。
それが突然自分におとずれました。
仕事が終わり、家でご飯を食べてくつろいでいた時に・・
急な発熱、身体が動かない・・。
急に体調が悪くなってきて熱を測ると38℃越え。
これはマズいと思い、上司に相談しました。
すると、
「自分の代わりに入ってくれる人を探して連絡してください。」

まさかそんな返事が返ってくるとは・・
熱のある中、心当たりのある人に連絡し、なんとか休みを確保することができました。
こういうことがあった時に、
将来もっと体調が崩れた時、どうすればいいんだろう・・
子供が産まれた時や、出産立ち合い、まだ行けてない新婚旅行にどうやって行けばいいんだろう・・
など、さまざまな不安がよぎりました。
ここから、ポンの転職活動が始まりました。
転職サイトに登録
マイナビ薬剤師に登録
昔一度した転職時にも使いましたが、ポンは「転職サイトの登録」から始めました。
別に今の職場がめちゃくちゃ嫌なわけではないですし、仕事事体も嫌いなわけではない。
ただ、
- いざという時に休める環境が欲しい。
- 給料は下げたくない。
- できれば家から近いところがいい。
この3点に絞って転職活動をすることにしました。
まあ実際無茶なお願いだとは思いますが、自分の意思をしっかり決めることが大事ですので、この3つはブレないようにしました。
最初に登録した転職サイトはこちらです。
よくCMもしていますし、薬剤師の転職といえば~ってイメージもあったので、まずは登録することが転職への第一歩だな。
と感じ、このサイトに登録しました。
次の日に、コンサルタントの方から連絡が来て、早速条件をお話しました。
最低限の条件はブレずにこの3つ
- いざという時に休める環境が欲しい。
- 給料は下げたくない。
- できれば家から近いところがいい。
ただ、今まで調剤薬局一筋でやってきたので、他の職種にも目を向けたかったのがあります。
と、無茶な条件をお願いしました。
そして数日後・・・
正直最低限の条件を満たすものではなかったですが、それに近い案件を数件持ってきてくださいました。
ただ、
- 企業や病院の場合、経験がないため、今の年収と同等が上げるのは今の状態では無理だということ。
- 病院は可能だが企業での就職で都市圏は難しいとのこと。
- 調剤薬局やドラッグストアなら、年収今と同じかそれ以上も可能になるとのこと。
しっかり理由も添えて、その上で案内できる求人を探してくれました。
ただ、やはり条件としては自分にハマるものはないので、ここは見送り、また良い求人がでたらお伝えしてもらうという形で落ち着きました。

薬キャリに登録
一つの転職サイトに固執するより、他のサイトからも意見が聞きたいと思い、別のサイトにも登録をして意見を聞くことにしました。
実はここは1回目の転職の時に、友人に薦められ、お世話になったサイトでした。
実際に今の職場も当時の条件にピッタリだったのでここに決め、長年勤めることができました。
ここでも意見を聞いてみようと思い、条件は変えずに相談することにしました。
最低限の条件はブレずにこの3つ
- いざという時に休める環境が欲しい。
- 給料は下げたくない。
- できれば家から近いところがいい。
また、マイナビでお聞きした時と同じように、調剤薬局以外にも、企業、卸、病院についての求人についてもお聞きしました。
同じように次の日に連絡があり、さらに詳しく条件の提示をして、またコンサルタントの方からの連絡を待つことにしました。
数日後、同じように連絡がありました。
マイナビと同じように、
- 企業や病院の場合、経験がないため、今の年収と同等が上げるのは今の状態では無理だということ。
- 病院は可能だが企業での就職で都市圏は難しいとのこと。
- 調剤薬局やドラッグストアなら、年収今と同じかそれ以上も可能になるとのこと。
その上で、希望に近い案件を提示してくれました。
登録するだけでAmazonギフト3000円相当と交換可能なポイントがもらえます。
ただ個人的にはマイナビで示してくれた条件の方が、自分の働き方に合った印象でした。

2点のサイトから思ったことですが、やはり、調剤薬局から病院や企業への転職は、年収の減少は覚悟しないといけないということがわかりました。
家族のいる身として、病院、企業への転職で年収を犠牲にするのは難しいため、調剤薬局への転職を考えることにしました。
ファルマスタッフに登録
調剤薬局かドラッグストアに転職を絞り、更にもう一つ、ファルマスタッフに登録して、意見を聞くことにしました。
ここでは調剤薬局かドラッグストアの転職に絞って意見を提示しましたが、最低限の条件は変えません。
- いざという時に休める環境が欲しい。
- 給料は下げたくない。
- できれば家から近いところがいい。
ここはブレずにいこうと思い、同じ条件で相談させていただきました。
数日後に、3つの求人の紹介がありました。
- 家近くの薬局で、年収はそこまで変わらず、終了時間も今と変わらない薬局
- 家の近くだが、年収は今よりもダウン。終了時間も日によっては今よりは遅くなる。
- 上記2つよりは、家からは遠くなるが、年収は同じ。一人薬剤師のため、休みの関係は??
急かされるような感じはなかったので、一度お話も聞いてみたいと思い、①の薬局に面接可能かをお願いしました。
エージェントの方に了承していただき、「数日後、案内させていただきます。」とお話をもらいました。
楽しみに待っていましたが数日後・・
エージェントさんから連絡が来て、
「ご希望の薬局ですが、先方から、人員が間に合ったので、面接をしないということになってしまいました。」
・・・・orz
仕方ないですね。
今回は縁がなかったということです。
ただここからまた条件にあった就職先を探すとなると、まだまだ希望通り、希望近くにくる案件は少ないので、ポンの転職活動は一旦休止となりました。
ただ、今回の活動で転職活動をする意味は大いにあると感じました。

転職活動をするメリット
薬剤師の市場の現状がわかる
今の薬剤師の転職のしやすさって?
「転職」を考えなければこういうことは考えないですよね。
単純に、「まあそれなりのところみつかるでしょ。資格もあるし。」
と安易に考えてしまうと思います。
実際に転職サイトに登録して、業界の話を聞くことで、
- 今の薬局業界の現状について
- 転職のしやすさについて
- どういうことが転職に有利なのか
を知ることができます。
また、複数の転職サイトに登録しておくことで、他の会社のエージェントの方からもお話が聞けますので、偏った情報でなく、正しい情報を拾いやすくなります。
自分の市場価値がわかる
薬局業界の現状を知った上で、自分が薬剤師としてどのような立ち位置にいるのか?
今の薬局の中だけでなく、他に自分を売り出すことで、「自分の市場価値」を知ることができます。
転職サイトに登録する前と、した後では確実に考え方も変わりました。
常に自分に合った就職先を探しておける
エージェントさんや、その会社にもよりますが、長い目で、自分に合った転職先を更新して探しておくことができます。
今の職場で、「すぐに辞めたい!!」と思うようなところでなければ、半年や1年スパンで転職先を探すのもありだと思います。
逆に、焦って転職先を決めてしまう方が後で後悔してしまいます。
エージェントさんと協力しながらじっくり探すようにしましょう。
現役薬剤師が語る!!ポンの転職体験記 まとめ
今回の「ポンの転職活動」ですが、結果転職するには至りませんでした。
また、この転職活動に動きがあれば随時報告していこうと思います。
エージェントの方からも、「絶対に転職したいというわけでなければ、自分の今の働き方と案件を見比べてみてください。」とお話されました。
実際に登録して、自分の今の働き方を再認識することができました。
永久就職が絶対ではなくなってきたこの時代なので、自分を壊さないためにも、無理せず、「自分に合った就職先」を見つけることは必要ですし、また、「自分に合った就職先」を探す力も必要です。
転職サイトの力を借りて、「自分に合った就職先」を探してみてはいかがでしょうか?

ポンマガジンは、薬剤師の生き方を追求するブログです。
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