働き方

管理薬剤師の仕事内容とは?現役薬剤師が語ります。

薬剤師のポン
薬剤師のポン
こんにちは。ブロガーのポン(@ponnenmaru6)です。

これまでいろいろ薬剤師の仕事内容についてお話してきました。

薬局薬剤師の仕事内容や、新人薬剤師がやっておくべきことなど、また他の方々にインタビューをとって、病院薬剤師の仕事内容やパート薬剤師、派遣薬剤師の働き方と、さまざまな記事を書いてきました。

しかし、最近になって、1つ挙げ忘れている記事があることに気付きました。

自分自身の仕事内容のことについて触れてないな・・・

僕は現在店舗の管理薬剤師を任されているのですが、僕自身の「管理薬剤師の仕事内容について」は今まで一切触れていませんでした。

平の薬剤師だったころから、管理薬剤師として働きだすと、いろいろと働き方に違いが出てきます。

Instagramにはちょっとまとめてみたけど、「10枚のスライドではなかなか説明しきれるものでもないなあ」と感じました。

 

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今回は、ポン自身の実体験を含めながら、管理薬剤師になったらどんな仕事内容をするのか??を説明していきます。

読んでね♪

管理薬剤師の業務内容

まず普段自分がどんな業務をやっているのかを挙げてみました。

  • 外来業務
  • 在宅業務
  • 店舗のシフト作成
  • 患者とのトラブル対策
  • OTCの商品の導入検討
  • レセプトの補助
  • 集中率、GEの把握
  • 門前Drとの面会
  • 実習生の研修
  • 発注業務の最終指示
  • 機械トラブルの対策
  • スタッフからの意見のサルベージ
  • 上司への現状報告
  • 店舗の方針の作成
  • ミーティングの資料作成

 

なんかまだいろいろ出てきそうな気もしましたが・・・

とりあえず現状やっているのはこんなところかな。

思ったより自分がやっている仕事内容って多いんだな・・とも思ってしまった。

外来業務

他のスタッフに交じって、外来業務をしっかり1日通してこなします。

しかし、1薬剤師として働いていた時と違って、外来業務は「他のスタッフが円滑に業務しすることができているか?」

を見ながらこなす必要があります。

スムーズに業務がながれているか?

トラブルを引き起こしそうな患者さんやスタッフがトラブルを引き起こさないか?

などを自分の業務をこなしながら見守っていく必要があります。

自分の知らないところでトラブルに火がついて、気が付いたら大事になっていたら洒落になりません・・・。

薬剤師のポン
薬剤師のポン
もしトラブルになりそうな会話を察知したら、投薬を後ろから聞いて、場合によっては割って入ることも・・。

在宅業務

管理薬剤師が在宅業務をこなさなければならないというわけではありませんが、

契約が始まったばかりの人や、在宅業務を始めたばかりの店舗は、最初は管理薬剤師が率先していくべきだと思っています。

実際に在宅が決まったら、

  • 契約書の作成
  • お金の払い方について
  • 施設や個人在宅との取り決め
  • Drへの報告書の提出方法や連絡方法など

さまざまな事を決めなければなりません。

そこは管理薬剤師が率先してやるべきだと思います。

もし契約先でトラブルが起こった場合、トラブル対策に管理薬剤師が出てきても、内容を把握していなければ対応することができません。

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店舗のシフト作成

店舗の人数や、営業時間によって難しさはガチャ的な要素はありますが、基本シフト作成は管理薬剤師の業務の1つです。

早番の人、遅番の人の作成、その人たちの休憩時間について、スタッフの有給休暇のためのヘルプで来てもらう人の配置を考えます。

会社によっては専用のテンプレートを用意してあるところもありますが、多くはExcelに打ち込んでシフトを決めることが多いです。

ヘルプの要請で他店舗やエリア長に声をかけて人の手配をお願いするのは気を遣う作業です。

もちろん有給休暇は社員に与えられた権利ですし、自分も取りたいものなので、積極的にとったり、とってもらうように声を掛けるようにしています。

患者とのトラブル対策

日常業務をこなしていると、何かしら患者さんからのクレームやトラブルが起こることがあります。

そういった時に対応するのはほぼ管理薬剤師の仕事となるでしょう。

患者さんからのクレームにマニュアルがあるわけではないですが、いろいろなクレームやトラブルを経験することで、対応力がついていきます。

自分なりのクレーム対策については他の記事でもまとめていますので、是非見てみてください。

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薬剤師のポン
薬剤師のポン
管理薬剤師になりたての頃には、トラブルが起こるたびに、ドキ!!としていました。

トラブルが起こらないことを祈る毎日でしたが、今はそこまで動じることがなくなりました。

OTCの商品の導入検討

新しくOTC商品を導入するかの検討をする仕事があります。

自分の店舗の売り上げUPを計るために、

  • 「どのような商品を導入するか」
  • 「どれだけの数を導入するか」
  • 「この商品を入れることでどれだけの利益がでるか」

を漠然とではなく、数字で判断する力が求められます。

もともと感覚派の人は苦労させられると思いますので、普段から数字で判断する癖をみにつけておくことが必要です。

どのようなOTC商品を検討するかは、ある程度感覚が必要なところもありますので、事務さんとも相談して決めていく必要があります。

最終決定は管理薬剤師の責任となります。

薬剤師のポン
薬剤師のポン
もともと感覚派の僕は数字での判断する基準作りに苦労させられました・・・。

現役薬剤師が語る。商品が売れる陳列方法とは? OTC売り場の配置や、その他商品の配置。季節によって変えたり、月ごとのラインナップを揃えたり、薬局薬剤師であれば一度は苦労してい...

レセプトの補助

基本レセプト業務は事務さんがやってくれることが多いと思いますので、基本は任せている方がほとんどです。

しかし、返戻があった時に、

  • 「何が間違っていたのか?」
  • 「どうやって修正したら再提出できるか?」

を相談されることが多々あります。

そのため、レセプトの理解できていない管理薬剤師は、会社によってはちょっと厳しい立場になってしまいますので、レセプトに対する知識を身に着ける努力はしておきましょう。

全部自分でやり切れる必要はありませんが、トラブルシューティングできる力は求められます。

集中率、GEの把握

毎月月末ごとに、集中率や、GE率の把握を求められることになります。

これは、

  • 調剤基本料の変更があるか?
  • 地域支援体制加算をとれるか?
  • GEの算定率の変更があるか?

などを判断する必要があります。

薬剤師のポン
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毎回数字を出して、エリア長と相談することもしばしば・・。

門前Drとの面会

僕は門前Drとの関係性を保つために、月1回門前Drとの面会をするようにしています。

定期的に面会をすることで、

  • 患者さんの情報共有
  • 薬についての情報の共有
  • トラブル関係の病院と薬局との共有

ができます。

また、何よりもコミュニケーションを定期的にとっておくことで、何かあった時にスムーズに対応しやすくなるので、門前Drに定期的に面会しておくことはおすすめです。

あまり門前Drが得意じゃないタイプの人だったとしても、月1回ならなんとかなると思いますので、できるだけこなすようにしておきましょう。

実習生の研修

管理薬剤師は同時に、研修認定薬剤師の資格をとっている方も多いと思います。

そのため、実習生受け入れ店舗として、実習生の指導を任される事があります。

僕も、大体年に2回ほど実習生を受け入れる機会があります。

毎回実習生が学びにくるのは、店舗にとっても新鮮な空気が入ってくるような感覚になるので、嫌いではありません。

2.5カ月の短い期間ですが、さまざまな経験をさせてあげたいと思います。

素直ないい子がほとんどですが、積極的に学びに来てくれる子が個人的には印象がいいですね。

社会人になった時に、自分がどういった環境で働きたいかを実習を通して学んでいってほしいと思っています。

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発注業務の最終指示

発注業務は会社によって、薬剤師がやるところと、事務がやるところがあるみたいですね。

しかし、最終判断は、管理薬剤師に聞かれることが多いです。

たまたま面で来て、今回だけの来局だった人なのか、今度からずっと来る予定なのかを聞いているのは投薬した薬剤師なので、質問されて判断することがほとんどです。

また、必要ないものを多めに頼んでしまったというようなトラブルが起きた時に、対策するのは結局管理薬剤師の仕事です。

発注の8割程度は人に任せて問題ないと思いますが、最終の決定だけは自分で行っておく方がおすすめですね。

機械トラブルの対策

薬局で働いていて、何よりも焦ることの1つだと僕は思っています。

パソコンや分包機、プリンターが突然動かなくなった時、

  • 自分達で解決できる案件か?
  • 業者に連絡するべき案件か?

の判断は最終的に管理薬剤師に任されます。

慣れてくると、大体の判断基準が自分なりについてきますが、管理薬剤師なりたてのことは判断できずにフリーズしてしまうことも・・・。

スタッフからの意見のサルベージ

日ごろからスタッフがストレスなく働けているか、日々意見を聞くようにしましょう。

  • 満足していること
  • 不満に思っていること
  • 店舗でやっていきたいこと

など、さまざまなことを聞き出しておくことによって、機会があった時に仕事の割り振りをやりやすくなります。

また、お互いしっかり話してコミュニケーションをとっておくことで、仕事事体も円滑に進みやすくなります。

日ごろから他愛ないことでもいいので、いろいろお話しておくようにしましょう。

上司への現状報告

日ごろから上司に、スタッフから聞いていることについていろいろとお話しておくようにしましょう。

「ホウレンソウをしっかりしましょう。」

と上司にも自分にも、スタッフにも言えることです。

ホウレンソウは自分の思っているよりもずっとずっと難しいものだと考えています。

自分はちゃんとしているつもりでもうっかり抜けていることがありますので、日ごろから上司に気になったことは報告する癖をつけるようにしておきましょう。

店舗の方針の作成

毎月の店舗の方針を管理薬剤師として決めておく必要あります。

  • なんとなく売り上げが伸びればいい
  • 今月は思ったより売れなかったなあ

という漠然とした見方だけでは、次につながることになりません。

  • 何故この商品が売れたのか?
  • 何故今月面処方が増えたのか?
  • 何故売り上げが落ちたのか?

などを、月ごとに考察していく必要があります。

その考察を元に、

来月どういった方針を建てるか?

を検討していくのは管理薬剤師として重要な仕事になります。

ミーティングの資料作成

店舗の方針の作成の派生になりますが、ミーティングを行い、店舗の方針についてスタッフと共有していく必要があります。

理想はあーだこーだいってスタッフみんなで店舗の方針を決めていくのが理想ですが、骨組みだけ先に組み立ててからミーティングを行った方が、スムーズに事が進みます。

最低月1で店舗の方針を作成し、月1でミーティングを行って方針を共有するようにしましょう。

会社でミーティングの頻度は決められていることが多いですが、その結果を上司に報告するのも大事な仕事になってきます。

管理薬剤師の仕事内容とは?現役薬剤師が語ります。まとめ

いかがだったでしょうか?

管理薬剤師の仕事内容について、ポンが実際にやっている業務を元にまとめさせていただきました。

会社や薬局によって他にもいろいろやっている方がいるかもしれません。

そういうのがあれば、またコメント欄で教えてください。

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薬剤師のポン
薬局薬剤師9年目。 薬学部卒業後、大手チェーン薬局に就職。大病院の門前薬局の前で働き、あらゆる科の調剤を担当する。一通りの仕事がわかってきてから、「自分の地元だったらもっといい仕事ができる」と考え、自分の地元で働きたいと強く願うようになり、地元の調剤薬局に転職。現在は地域密着薬剤師として地元の中小薬局で勤務中。

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