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「薬剤師に向いてない」と感じる原因と対処法について

薬剤師のポン
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こんにちは。ブロガーのポン(@ponnenmaru6)です。

薬剤師を数年やっていると、

  • 「この仕事って自分にあっているのかな?」
  • 「患者さんからクレーム言われるし、上司から怒られるし、嫌な事ばっかり・・」

と感じてしまうことがあります。

そう感じてしまう人、結構多いんじゃないかな?と思います。

薬剤師のポン
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もちろんポンもそう感じる時期がありました。

この記事では

「薬剤師に向いてない」と感じる人の、薬剤師業務の原因とその対処法について、ポンが自分の経験を元にわかりやすく解説していきたいと思います。

では、いってみましょう!!

「薬剤師に向いていない」と感じる原因

同じ業務の繰り返し

薬局業務は同じ業務の繰り返し、いわゆる「ルーチン業務」と言われる業務が多いです。

入力⇒調剤⇒監査⇒投薬

といった外来を淡々とこなしている日々に飽きてしまうことがよくあります。

患者さんからのクレーム

  • 「いつまで待たせるんだ!?」
  • 「こんな薬頼んでない!!」

など、薬剤師は理不尽なクレームを言われることがよくあります。

地域や働く場所の特徴によってもさまざまなクレームがありますが、そのクレームに対応するのに疲れてしまう薬剤師の方をよくみてきました。

薬剤師だけに関わらず、医療関係者はどうしても対人業務が多いです。

人と接する以上クレームが起きるのはつきもの・・・。

上手く対処する方法も身に着けていかないといけませんね。

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調剤過誤やインシデントのトラブル

ミスなくやり、監査する。

ミスのない業務に取り組んでいると思いますが、薬剤師も人間です。

万に1つのミスが発生するときがありますね。

患者さんに重大な健康被害を及ぼすものではなくても、一歩間違えれば危なかった・・。というような調剤過誤の経験はある方が多いのではないでしょうか??

僕もやってしまった過去があります。

しかしその度に確認の仕方の工夫やトラブル対応を覚え、薬剤師としての質をあげていくことができると思っています。

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インシデントや調剤過誤、他の店舗や薬局のプレアボイドレポートはとても自分の成長のために役立ちますね。

日々の激務で心がすり減る

薬局によってや、門前の病院によって働く環境は大きく変わってきます。

僕も今の店舗は5店舗目ですが、それぞれの店舗で働き方はずいぶん違いました。

なかには過酷な店舗で残業が当たり前、いつも帰るのが遅くなる店舗もありました。

定時帰りだった店舗から異動になったり、新人でいきなりそういう店舗に配属されたりすることで、心がすり減ってしまい、薬剤師業務に対してブラックなイメージをもってしまう方も珍しくありません。

自分の頑張りとお給料の見合わなさ

薬剤師はそれなりにお給料をもらえますし、安定している職だと思います。

店舗によって違いますが、激務な店舗でも、忙しくない店舗でもお給料に大差がありません。

そういった店舗の働き方の違いを実感した時に、「自分の給料って見合っているのかな?」

と考えてしまう事があります。

上司からの評価が低い

普段から忙しい店舗でヘトヘトになるまで働いて、トラブル対応をして頑張っているのに・・・。

上司から辛辣な言葉を受けて凹むことが続くと、誰だって面白くないですよね。

褒めるのが下手な上司に出会ってしまうと、自分のやる気が失せてしまうことがよくあります。

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僕も全く褒められず、批判ばかり受ける上司にあたったときは内心腐りかけてました。

ポンの転職体験記 薬剤師の転職って?? この記事では、現役薬剤師であるポンが実際に転職活動をした時に、 なぜ転職を考えたか? どのような手順...

対処法はあるの?

ここまで、「薬剤師に向いていない」と感じる原因についてお話していきましたが、このような現状を打破するための対処法ってあるんでしょうか?

もちろんあります。

こういった原因を乗り越えて薬剤師業務を行ってきた人が、楽しんで薬剤師業務をやれているんじゃないかなと思います。

自分の専門分野を見つける

薬剤師業務は、慣れてくるとどこかで普段のルーチン業務が「単純」と考えてしまう方がいます。

でも実は、店舗のマネジメントをやっている人や、現状打破するための対策を考えている人、クレーム対応に対して強い人など、それぞれ自分の「強み」を活かして働いている人が裏方にちゃんといるんですよね。

管理者になったり、自分の門前薬局の科に対してその分野を極めるなど、「この会社で自分がやりたいこと」を見つけることが、仕事を楽しむ第一歩になります。

薬局業務って表向きは単純ですが、実は毎日ちょっとずつ何か違うことが起こるんですよね・・・。

それに柔軟に対応できるようになるにはある程度時間がかかります。

自分が会社でやりたいことを見つけるようにしてみましょう。

先輩の働き方を盗む

3年目~4年目あたりで、店舗でやる事自体がある程度わかってくると、新しい壁を破らないと自分が成長できない段階にきます。

そんな時、対処法として僕が行ってきたのは、「先輩の働き方を盗む」事でした。

既に管理薬剤師をやっていた先輩がどのような働き方をしているのか?

動きや対応を見ることで自分のものにしてきました。

いざ自分が管理薬剤師として働き出した時に、盗んできた事が今でもとても役にたっています。

人の働き方から学んで、自分のものにアレンジすることで、無意識のうちにその働き方ができるようになります。

考えなくてもできるようになってくるので、自分の仕事の質が上がっていきます。

副業をやってみる

スキマ時間でできるような副業にチャレンジしていくのもいいと思います。

この副業で大成するのが目的ではなくて、ちょっとしたバイト代程度のお金が稼げてくると、「この会社に固執する必要ないじゃん」という考え方に結びつくからです。

正直僕は、永久就職する時代ではないと思っています。

薬剤師は実はさまざまな働き方があります。

1つの会社に固執せず、いろんな働き方をすることで薬剤師業務をもっと楽しんでできるようになります。

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副業を始めることは、薬剤師業務を楽しむための第一歩に繋がると思います。

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転職サイトに登録する

単純な事ですが、これって結構個人的に自分の考え方を変えるのに大事な事じゃないかなと思っています。

転職サイトに登録をすることで、

  • 「他の薬局ってこんな働き方してるんだ」
  • 「病院薬剤師も面白そうだな」
  • 「企業での働き方ってこんなのがあるんだ」

などと、他の薬剤師の働き方をたくさん見ることができます。

そして、給与相場の違いや、自分の働き方の物差しが変わってきます。

すぐに転職を考えなくても、転職サイトに登録するだけで視野を広げることができるんです。

そうなることで、自分が今の会社に認められなければならない!!などと考えている固定概念を崩すことができます。

そういった考え方を持つことは、自分の働き方を楽にすることができます。

また今の会社に固執していたときよりも肩の力が抜けて、本来の仕事の視野も広がったように感じ、自分にとってプラスになる事が増えてきます。

「少しでも転職を考えたら」薬剤師転職サイトに登録するべき理由 今の働き方にめちゃくちゃ不満があるわけではないけれど、 いつかは他の仕事をやってみたいな。 今の職場で働くのは苦...

「薬剤師に向いてない」と感じる原因と対処法について まとめ

「自分は薬剤師に向いてないんじゃないか?」

失敗するたびにこういった考えがよぎるのは無理もないことだと思います。

薬剤師業務は自分が思っている以上に責任を伴う仕事です。

軽んじることは絶対にだめですが、固執して必死になると周りも見えなくなるものです。

本日お話させてもらった対処法を活用して、「広い視野」を持つようにしましょう。

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薬局薬剤師9年目。 薬学部卒業後、大手チェーン薬局に就職。大病院の門前薬局の前で働き、あらゆる科の調剤を担当する。一通りの仕事がわかってきてから、「自分の地元だったらもっといい仕事ができる」と考え、自分の地元で働きたいと強く願うようになり、地元の調剤薬局に転職。現在は地域密着薬剤師として地元の中小薬局で勤務中。

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